ことしのプロ野球ドラフト会議で読売巨人軍から2位指名された和歌山市出身の宮本武文投手(18)の入団祝賀会が26日、和歌山市の東急インで開かれ、中学時代の恩師や同級生など関係者約120人が宮本投手を激励した。
宮本投手は、城東中学校出身で、和歌山シニア時代の中学3年時には日本代表に選ばれた。岡山の倉敷高校に進学し、甲子園出場はないものの将来性を見込まれ巨人軍のスカウトの目に留まった。
祝賀会では、和歌山シニアの小畑建一会長や谷本龍哉衆院議員、山下直也県議、遠藤富士男和歌山市議会議長が祝福のあいさつ。同シニアの小畑高準監督は「ひと目見たときから可能性を感じていた。彼ならすぐにテレビに出られるようになります」と激励。宮本投手は「感謝の気持ちを忘れず、新人の選手の中で一番に一軍に上がりたい」と宣言した。
城東中の同級生で和歌山シニアのチームメートだった県和商の原口雄一君(3年)は「同じチームでプレーしていた選手がプロに行くなんて自分のことのようにうれしい」。和歌山シニアの豊永弘樹君(河西中1年)は「尊敬します。僕も将来はプロになりたいから目標です」と笑顔。宮本投手は「地元の皆さんに応援してもらい本当にうれしいです」と話していた。
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本紙の1月1日付新年号で宮本投手の特集記事掲載