県経済団体連合会が賀礼会

県商工会議所連合会 (片山博臣会長)、 県経営者協会 (泉清映会長)、 和歌山経済同友会 (大桑嗣、 樫畑直尚代表幹事)、 県商工会連合会 (森田敏行会長)、 県中小企業団体中央会 (山下雅生代表) の5団体で構成する県経済団体連合会は8日、 和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で2010年新春賀礼会を開いた。 経済界をはじめ各界から約400人が出席。 5団体の代表が鏡開きで繁栄を誓った。

連合会を代表して、 ことしの担当幹事の県中小企業団体中央会の山下会長が、 「景気は持ち直していると言われるが、 二番底の懸念もあり雇用情勢も悪化している。 中小企業はアジアとの連携などのグローバル化、 環境技術などに取り組む必要がある。 経済団体は結束を固くして発展に取り組む決意をしたい」 とあいさつ。

来賓の仁坂吉伸知事は、 次の時代の成長の芽として、 「技術力」 「販売力」 「感性」 をあげ、 それらを商品化していこうと呼びかけた。 その上で 「県は、 そのための窓口となる」 と述べた。