2011年10月28日

02.政治・経済

飛躍誓う新本社完成 松源が竣工披露式

㈱松源

あいさつする桑原社長

本社の老朽化などに伴い、県内を中心にスーパーを展開する(株)松源(桑原一良社長)は和歌山市田屋に本社を移転し28日、取引業者や関係者ら約200人を招いて新社屋竣工披露式を行った。 式では桑原社長が 「平生、厳しい環境の中でみんな仕事をしている。 特に食品業界は10年、20年先の見えない時代がやってくる。 その中で生き残るには時代の変化への対応が必要。 皆さんと一緒になってやっていきましょう」 とあいさつした。

新社屋は4月23日に着工、 11月3日に和歌山インター店としてオープンする。 それに伴い10月30日には川永店が閉店する。
(株)松源
完成した新本社

阪和道和歌山北インターチェンジに近い国道42号沿いに建設され、 敷地面積4463坪(約1万4728平方メートル)、 延床面積約531坪(1753平方メートル)の鉄筋地上2階建て。 1階はベーカリーを含む店舗(売り場面積420坪)に、 ドラックストア、 酒屋、 100円均一ショップ、 クリーニング店、 美容・理容室、 紀陽銀行ATMと本社事務所を併設。 事務所はガラス張りにすることで外の光を取り入れ、 白を基調に広く落ち着いた空間になっている。 また、 空に向かってますます飛躍するようにと、 「スカイ」 と題したオブジェが飾られている。

店舗は外観を全面ガラス張りにし、 天井を高くすることで大空間を表現。 内装は 「紀ノ川の四季」 をコンセプトに季節感を強調。「さらなる進化を遂げる松源」 を目指して品質、鮮度、サービス、価格など各部門で取り組んでいくとしている。

設計は(株)大建設計(本社=東京)、 施工は村本建設(株)(本社=奈良)。





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