2010年01月18日

00.社会

「ハマちゃんありがとう」、西田敏行さん舞台あいさつ

西田敏行さん

笑顔で舞台あいさつをする西田さん

松竹映画 「釣りバカ日誌」 シリーズ主演の俳優の西田敏行さん (62) が16日、 最終作の 「釣りバカ日誌20ファイナル」 を上映中のジストシネマ和歌山 (和歌山市松江) で舞台あいさつをした。 西田さんが 「和歌山ロケは楽しく撮影できた。 これまで愛してくれて感謝します」 と話すと、 場内から 「(役名の) ハマちゃんありがとう」 の声が飛ぶなど、 満席の場内はシリーズが終わるのを惜しむ声に包まれた。

同シリーズは昭和63年に第1作を公開、 番外編も含め22作が作られた。 西田さんは、 今回でフィナーレを迎えるにあたり 「ファンの皆さまに御礼をしたい」 と22カ所のロケ地を行脚。 「釣りバカ日誌4」 のロケ地、 和歌山県を全国で19番目に訪れた。 由良町のロケでは、 女優の佐野量子さんが、 撮影の合間に競馬中継を聞いていたというエピソードを披露。 現在、 騎手の武豊さんと結婚している佐野さんが 「実は交際中だったんですね」 などと話した。

「男はつらいよ」 の併映作として公開された同作が 「まさかここまで続くとは思わなかった」と本心を明かし、第18作を撮影した時に 「スーさん役の三國連太郎さんも私も船の上で立っていられなくなったのでキリのいい20で終わろう」 とシリーズの最後を決めたという。

今後は 「三國さんは 『釣りバカは終わったがモチベーションは上がっている。 まだまだやる』 と言っている。 私も俳優としてはこれからだ」 と決意を新たにした。





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