2010年01月27日

00.社会

事故現場で2人を救助、高速警察隊が感謝状

人命救助

感謝状を受け取った岡本さん左と鈴木さん

高速道路の事故現場から男女2人を助け出したとして、 県警本部高速道路交通警察隊は27日、 和歌山市木ノ本、 佐川急便(株)和歌山店の岡本弘明さん (47) と海南市小野田、 建築金物店経営者の鈴木弘幸さん (40) に感謝状を贈った。

警察隊によると、 8日午後6時ごろ、 和歌山市森小手穂の阪和高速道路南進車線上で、 男性 (62) が運転する普通車が中央分離帯に激突し横向きに止まり、 後ろを走っていた女性 (64) が運転する普通車が衝突。 その衝撃で男性の車が炎上したという。

反対車線を走っていた岡本さんが煙に気付いて停車し、 中央分離帯を乗り越え、 事故現場付近を走っていた鈴木さんと一緒に、 追突した車内でぐったりしていた女性を抱えて近くに止めていた鈴木さんの車に避難させた。 その後、 炎上した車のそばで倒れていた男性も同じように助け出した。

岡本さんは 「助けてやらなと思った。 今後、 自分自身も安全運転に努めたい」、 鈴木さんは 「事故は、 いつ自分の身に降りかかるかわからない。 もらい事故もあるし、 気を付けようと思った」。 同隊の汐﨑明隊長は 「身の危険を顧みず、 なかなかできることではない。 2人の行動は大変ありがたい」 と話していた。





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