和歌祭保存会25周年式典

和歌祭保存会 (和田公一会長) は29日、 和歌山市七番丁のモンティグレ (ダイワロイネットホテル和歌山) で 「和歌祭保存会25周年記念式典」 を開き、 祭りの保存や継承に尽力したとして、 37の企業や団体、 12個人に感謝状を贈った。

同会は祭りの発展と伝統文化の継承などを目的に昭和60年に発足。 後継者不足も課題となる中、 平成11年には青年部も立ち上げ、 毎年紀州東照宮で5月に行われる 「和歌祭」 はかつて日本の三大祭礼といわれ、 今も市民の祭りとして親しまれている。

式典で和田会長は400年も受け継がれてきた祭りの歴史を振り返りながら、 「25周年を一つの通過点として、 和歌浦の活性化はもちろん、 市や県の発展に貢献すべく、 今後も力を入れて祭りを盛り上げていきたい」 とあいさつ。 壇上で一人ひとりに感謝状を手渡した。