2010年02月09日

03.スポーツ

GESカップドッジボール、名草が初優勝

第19回春の全国小学生ドッジボール選手権

初優勝を飾った名草ルーキーズ響

第5回GESカップ・第19回春の全国小学生ドッジボール選手権県大会が7日、 和歌山市中之島の県立体育館で開かれ、 オフィシャル部門で名草ルーキーズ響(和歌山市)が念願の初優勝を飾った。 同部門(12人制)には6市町から21チームが参加、 決勝では名草がスピードを生かした攻撃で岩出ガメラーズSP(岩出市)をセットカウント2―0のストレートで破り、 3位には、 つか小キッズ(紀の川市)、 4位に三石ポチャ王ズ8(橋本市)が入った。 上位4チームは28日に奈良県・橿原神宮体育館で開催される関西大会に出場する。

大会は5ゾーンに分かれての予選リーグ、 決勝トーナメントが行われ、 3セットマッチとなった準々決勝と決勝以外はすべて5分間の1セットで熱戦が繰り広げられた。 決勝はリーグ戦、 トーナメント戦を含め準決勝までの6試合で3試合を完封(相手の内野0人)で勝ち上がってきた名草と岩出という同じゾーン同士の顔合わせとなった。 第1セットはリーグ戦の雪辱に燃える岩出が果敢に攻めシーソーゲームを展開したが、 ここ1番の粘りを発揮した名草が8―7で競り勝った。 ピンチを切り抜けた名草は第2セットに入ると本来のリズムをつかみ、 内外野の連係プレーがさえ素早いパスから正確に相手内野陣を捉え11―3で快勝した。 夏の大会では優勝できても春はあと1歩及ばず涙をのんできただけに、 選手たちには感激のVトロフィーとなった。

名草ルーキーズ響の西山監督は 「実力を出せれば何とかなるとは思っていましたが、 ディフエンスで克服しなければならない課題もありました。 次は関西大会の優勝と全国大会出場を目指します」 と意欲を示した。 関西大会出場の入賞チームは次の通り。

【優勝・名草ルーキーズ響】監督=西山悦夫▽選手=小林海渡、南方健吾、西山実来、鈴木誠也、稲田拓真、網代美咲、中田智也、尾崎誠哉、上続ちなみ、上岡侑弥、吉田光輝、平野優心、橋本大輝、江川侑也、山本翔永、星田翔馬、駒井柊汰、山本建瑠

【準優勝・岩出ガメラーズSP】監督=前田雄貴▽選手=児玉和也、稲津知佳、野間和貴、鳥井蓮、垣内佑芽、木村律紀、才力可奈子、川原有紀、山崎玲奈、南彩貴、根田蓮麻、上田瑠威、野間広斗、前田直輝、布居政人

【3位・つか小キッズ】監督=佐々木茂夫▽選手=坂本雅、能木智矢、中浴歩乃花、立石卓也、井上梓、吉田一葵、木村有沙、藤井武留、水内遼、山本恭平、中西陸、柳本昂城、細川美紀、井沼さや、坂浦みなみ、坂部雄大、堀部彩晴、小坂直杜

【4位・三石ポチャ王ズ8】監督=米田範子▽選手=吉田遼太郎、下岡哲平、田中和輝、平川将誉、稲家宏樹、東畑和希、井開桂太、高橋歩花、米田百伽、柳谷咲花、上田明日香、三木玲弥、武士末知佳、高橋菜花、中野翔也、中内大地

四箇郷が逆転V 紀ららジュニアカップ
小学生ドッジボール県大会のジュニア部門となった第3回紀ららジュニアカップ選手権大会も同会場で開かれ、 決勝では四箇郷(和歌山市)が劣勢からサドンデスの末、 三石ポチャ王ズ(橋本市)を下し逆転Vを決めた。 試合は7人制で行われ、 予選リーグ、 決勝トーナメントを通して3年生以下の選手たちが攻守にわたって元気なプレーを発揮。 決勝では内野1人まで追いつめられた四箇郷が終了間際に2―2に追いつき、 サドンデスで外野が相手内野を見事にゲット、 3―1で勝利をつかんだ。 優勝メンバー、 試合結果は次の通り。
【優勝・四箇郷ジュニア】監督=西本明史▽選手=朝間聖、久保直輝、木下涼、高橋陸、矢野聡空、塩中風奈、塩中海心、松尾愛衣、和田知佳、林和人
【予選リーグ】
▽A=1四箇郷3勝2橋本ミラクルファイターズC1勝1敗1分け3エンジョイ!ジュニア1勝2敗4妙小やんちゃ~ず2敗1分け
▽B=1三石ポチャ王ズジュニア3勝2O☆KIDS悟空2勝1敗3藤並BOMBERSJr1勝2敗4妙小やんちゃ~ずピヨピヨ3敗
【決勝トーナメント】1回戦=四箇郷7―0妙小ピヨピヨ、 O☆KIDS悟空5―3エンジョイ、 藤並5―4橋本、 三石7―0妙小▽準決勝=四箇郷5―0O☆KIDE悟空、 三石7―0藤並
四箇郷優勝紀ららジュニアカップ
逆転でジュニア部門を制した四箇郷





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