2010年02月15日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

紀美野で桜の植樹イベント

町花サクラの植樹

サクラの根元に土をかける寺本町長左、 嶋田会長中、 桜守の佐野さん右

町花サクラの植樹を進めている紀美野町で14日、 「きみのさくら記念植樹イベント」 が開かれ、 大角地区の 「さくらの丘」 予定地に取り組みのシンボルとなるシダレザクラが植えられた。 町をサクラの名所にして観光客増加につなげようと、 住民、 町、 各種団体でつくる 「町まちづくり推進協議会」 が主催。 「さくらの丘」 はその拠点となる場所で、 嶋田恵美子会長は 「美しい里づくり部会の100年先を見据えた事業。 後の人が我々のことをどのように話してくれるのか楽しみ」 と話した。

記念植樹には関係者や地域住民、 町議会議員、 県議会議員ら約100人が参加。 会場にはあらかじめ約8メートルのシダレザクラやベニザクラなど5本が植えられており、 嶋田会長は寺本光嘉町長、 桜守の16代目佐野藤右衛門さんらとともに、 それらの根元に土をかけて、 神酒をまいた。

この日は町内約10カ所でも植樹が行われ、 地域住民たちがサクラ、 モミジ、 イチョウなど合わせて約1200本を植えた。 友達4人と植樹に参加した美里中学校1年生の中出彩音さん(13)は、 「今から楽しみ。 きれいに咲いてほしい」 と笑顔で話していた。

また、 神野市場の文化センターではイベントも開かれ、 花柳洸院京鹿子道成寺による日本舞踊、 りら創造芸術高等専修学校の生徒たちによるタップダンス、 佐野さんによる講演 「桜と自然と人との関わり」 などがあり、 軽食コーナーもオープンしてたくさんの来場者でにぎわった。





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