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3位に入賞した和歌山市代表 |
第9回和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会が21日、 和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場スタート・県庁前ゴールとする10区間21・1キロのコースで開かれ、 オープン参加を含め39チームの小中学生がタスキをつなぎ力走。 3連覇を目指した和歌山市は後半振るわず3位にとどまった。 優勝は7年ぶり2回目の御坊市、 2位には田辺市が入り、 4位海南市、 5位かつらぎ町、 6位紀美野町だった。
県内30市町村のうち、 不参加となった北山村を除く29の代表チームとオープン参加10チームの1区走者39人は午前11時、 スターターを務めた仁坂吉伸知事の合図で一斉に競技場を飛び出した。 マリーナシティを経由する序盤は、 先行する御坊市を和歌山市とかつらぎ町が追う展開となり、 4区で4位から一気に紀の川市がトップに躍り出ると2位に4人抜きの田辺市が続き、 3位和歌山市、 4位御坊市という大混戦となった。
6区では田辺市が紀の川市を抜き2区間首位を守ったが雑賀崎の起伏に富んだ7区で御坊市が逆転、 再び1位を奪うと終盤は着実にリードを広げ、 2位に33秒差をつけ1時間9分34秒でゴールテープを切った。 1度もトップに立てず6区以降4位と低調だった和歌山市はアンカーが奮起し3位、 前半出遅れた海南市は徐々に順位を上げ和歌山市に6秒届かず4位。 積極的に上位争いに食い込んだかつらぎ町は最終区で失速し5位、 1区で2位の好位置につけた紀美野町は中盤が伸びず6位、 激戦の火付け役ともなった大健闘の紀の川市が7位となり、 8位はみなべ町、 9位は岩出市、 10位は日高川町だった。
3位でゴールテープを切る和歌山市代表
県民文化会館を会場とした表彰式では、 優勝、 入賞チーム、 区間賞のほか、 小学5年生から中学3年生までの5年間代表に選ばれた紀美野町の楠岡佳一選手や、 海南市の才力礼佳選手をはじめ10人が表彰された。
大会を終え、 和歌山市のアンカーを務めた髙石陽平選手は 「去年は1区、 ことしは最終区を走りましたが、 今回の方がタスキの重さを感じました。 トップに立つつもりで最後まであきらめずに走りましたが、 優勝できなかった悔しさは後輩たちが晴らしてくれると思います」 と次回の雪辱を願った。 3位入賞の和歌山市代表は次の皆さん。
▽監督=中村勝久▽選手=郷田真平、 土井良真、 角谷嘉月、 毛利かなで、 橋本美来、 小阪琴美 (以上小学生) 髙石陽平、 松山尚生、 出口善崇、 中村有杜、 大畠駿、 上野幸歩、 中爽香、 鹿嶋栞名、 笠松愛理、 山岡美世菜 (以上中学生)
総 合 成 績
《代表チーム》3和歌山市1時間10分23秒4海南市1時間10分29秒6紀美野町1時間11分22秒7紀の川市1時間11分29秒9岩出市1時間12分34秒
《オープン参加》○数字は着順=8海南市1時間11分53秒12和歌山市1時間13分8秒15和歌山市B1時間14分11秒海南市B1時間15分15秒岩出市1時間15分42秒紀美野町1時間16分4秒
区間上位成績
《1区》中学生男子3・0キロ=1堀秋善(御坊市)9分6秒2田伏雅也(紀美野町)9分11秒3松山尚生(和歌山市)9分13秒
《2区》中学生女子1・7キロ=1中爽香(和歌山市)5分35秒
《3区》小学生女子1・6キロ=1橋本奈津(田辺市)5分22秒
《4区》中学生女子1・9キロ=1那須千晴(田辺市)6分24秒2川口智衣(紀の川市)6分33秒3鹿嶋栞名(和歌山市)6分48秒
《5区》中学生男子2・2キロ=1中野尻祥(紀美野町)6分35秒
2出口善崇(和歌山市)野田周吾(紀の川市)6分38秒
《6区》小学生女子1・4キロ=1木村仁美(田辺市)4分46秒3尾﨑加奈(海南市)4分50秒
《7区》小学生男子1・7キロ=1谷野脩人(御坊市)6分6秒
《8区》中学生女子2・5キロ=1脊古穂乃香(串本町)8分8秒
《9区》小学生男子2・0キロ=1杉原世称(湯浅町)6分28秒3才力隆男(海南市オープン)6分34秒
《10区》中学生男子3・1キロ=1楠岡佳一(紀美野町)9分9秒2谷山誠(海南市)9分10秒3髙石陽平(和歌山市)9分25秒
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