2010年02月22日

03.スポーツ

市町村対抗ジュニア駅伝、和歌山市は3位入賞

歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会

3位に入賞した和歌山市代表

第9回和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会が21日、 和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場スタート・県庁前ゴールとする10区間21・1キロのコースで開かれ、 オープン参加を含め39チームの小中学生がタスキをつなぎ力走。 3連覇を目指した和歌山市は後半振るわず3位にとどまった。 優勝は7年ぶり2回目の御坊市、 2位には田辺市が入り、 4位海南市、 5位かつらぎ町、 6位紀美野町だった。

県内30市町村のうち、 不参加となった北山村を除く29の代表チームとオープン参加10チームの1区走者39人は午前11時、 スターターを務めた仁坂吉伸知事の合図で一斉に競技場を飛び出した。 マリーナシティを経由する序盤は、 先行する御坊市を和歌山市とかつらぎ町が追う展開となり、 4区で4位から一気に紀の川市がトップに躍り出ると2位に4人抜きの田辺市が続き、 3位和歌山市、 4位御坊市という大混戦となった。

6区では田辺市が紀の川市を抜き2区間首位を守ったが雑賀崎の起伏に富んだ7区で御坊市が逆転、 再び1位を奪うと終盤は着実にリードを広げ、 2位に33秒差をつけ1時間9分34秒でゴールテープを切った。 1度もトップに立てず6区以降4位と低調だった和歌山市はアンカーが奮起し3位、 前半出遅れた海南市は徐々に順位を上げ和歌山市に6秒届かず4位。 積極的に上位争いに食い込んだかつらぎ町は最終区で失速し5位、 1区で2位の好位置につけた紀美野町は中盤が伸びず6位、 激戦の火付け役ともなった大健闘の紀の川市が7位となり、 8位はみなべ町、 9位は岩出市、 10位は日高川町だった。

和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会
3位でゴールテープを切る和歌山市代表

県民文化会館を会場とした表彰式では、 優勝、 入賞チーム、 区間賞のほか、 小学5年生から中学3年生までの5年間代表に選ばれた紀美野町の楠岡佳一選手や、 海南市の才力礼佳選手をはじめ10人が表彰された。

大会を終え、 和歌山市のアンカーを務めた髙石陽平選手は 「去年は1区、 ことしは最終区を走りましたが、 今回の方がタスキの重さを感じました。 トップに立つつもりで最後まであきらめずに走りましたが、 優勝できなかった悔しさは後輩たちが晴らしてくれると思います」 と次回の雪辱を願った。 3位入賞の和歌山市代表は次の皆さん。

▽監督=中村勝久▽選手=郷田真平、 土井良真、 角谷嘉月、 毛利かなで、 橋本美来、 小阪琴美 (以上小学生) 髙石陽平、 松山尚生、 出口善崇、 中村有杜、 大畠駿、 上野幸歩、 中爽香、 鹿嶋栞名、 笠松愛理、 山岡美世菜 (以上中学生)

総 合 成 績
《代表チーム》3和歌山市1時間10分23秒4海南市1時間10分29秒6紀美野町1時間11分22秒7紀の川市1時間11分29秒9岩出市1時間12分34秒
《オープン参加》○数字は着順=8海南市1時間11分53秒12和歌山市1時間13分8秒15和歌山市B1時間14分11秒海南市B1時間15分15秒岩出市1時間15分42秒紀美野町1時間16分4秒

区間上位成績
《1区》中学生男子3・0キロ=1堀秋善(御坊市)9分6秒2田伏雅也(紀美野町)9分11秒3松山尚生(和歌山市)9分13秒
《2区》中学生女子1・7キロ=1中爽香(和歌山市)5分35秒
《3区》小学生女子1・6キロ=1橋本奈津(田辺市)5分22秒
《4区》中学生女子1・9キロ=1那須千晴(田辺市)6分24秒2川口智衣(紀の川市)6分33秒3鹿嶋栞名(和歌山市)6分48秒
《5区》中学生男子2・2キロ=1中野尻祥(紀美野町)6分35秒
2出口善崇(和歌山市)野田周吾(紀の川市)6分38秒
《6区》小学生女子1・4キロ=1木村仁美(田辺市)4分46秒3尾﨑加奈(海南市)4分50秒
《7区》小学生男子1・7キロ=1谷野脩人(御坊市)6分6秒
《8区》中学生女子2・5キロ=1脊古穂乃香(串本町)8分8秒
《9区》小学生男子2・0キロ=1杉原世称(湯浅町)6分28秒3才力隆男(海南市オープン)6分34秒
《10区》中学生男子3・1キロ=1楠岡佳一(紀美野町)9分9秒2谷山誠(海南市)9分10秒3髙石陽平(和歌山市)9分25秒





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