2010年02月23日

03.スポーツ

小学生女子ソフト、和歌山ブルースターズ

和歌山ブルースターズ

全国へ初挑戦する和歌山ブルースターズの皆さん

和歌山市内唯一の女子小学生ソフトボールチーム和歌山ブルースターズが3月27日から3日間、 熊本県菊池市で開かれる第3回春季全日本小学生女子ソフトボール大会へ県代表として初出場する。 白球を追うだけでなく練習を通してあいさつやマナーを学んできたチームを県ソフトボール協会が推薦。 うれしい全国切符を手にした選手の士気も高まり、 持ち味の元気良さもさらにパワーアップした。 夢舞台に挑戦するブルースターズの活躍に期待も大きい。

小学生の女子ソフトボールチームは県内に7チームあるが、 予定していた予選を紀北の6チームが棄権したため、 5年生を主力として戦力的にも充実しているブルースターズの全国大会出場が決まった。
浜宮、 名草、 雑賀、 中之島、 安原の5校の児童による混成。 結成4年目の若いチームで、 5年生7人、 4年生3人の10人と人数は少ないが、 実戦で鍛えてきた経験も豊富。

守り主体のチームで遊撃手の山本主将は走攻守に優れたオールラウンドプレーヤー。 去年は副主将を務め、 チームのまとめ役にナインの信頼も厚い。 投手は山中(杏華)がエース。 ストレートで勝負するが、 抜群の制球力で四球が少ないのが魅力。 最近では打者に強気で攻めるなど、 精神面でも成長してきた。 バッテリーを組む捕手の池田(茂)は強肩さえる守りの要。 外野は中堅手の池田(亜)が中心となってチームをしっかり盛り上げる。

注目の打線はクリーンアップを沖(采)、 鹿島と山本主将。 沖(采)は入部して半年と経験少ないが、 流し打ちが得意で器用なタイプ。 鹿島は遠くへ飛ばす技術に優れ、 長打が楽しみ。 山本主将は左右に打ち分けられ、 ここ一番の勝負強さも光る。 山本主将は 「他のチームより声がしっかりと出るのが良さです。 全国では練習の成果を発揮して頑張ります」 と意気込んだ。

和田監督は 「課題は1人がエラーすると、 続いてしまうところ。 守りをしっかり、 平常心で臨めば上を目指せます。 1回戦突破で波に乗りたいです」 とナインを励ました。

【和歌山ブルースターズ】監督=和田美由紀▽コーチ=前田敏也、沖耕平▽主将=山本莉遥子▽選手=池田茂由、前田雪乃、鹿島梨乃、山中杏華、池田亜由佳、山中杏莉、沖優菜、岩橋蓮香、沖采音





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


03.スポーツ - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif