|
|
全国へ初挑戦する和歌山ブルースターズの皆さん |
和歌山市内唯一の女子小学生ソフトボールチーム和歌山ブルースターズが3月27日から3日間、 熊本県菊池市で開かれる第3回春季全日本小学生女子ソフトボール大会へ県代表として初出場する。 白球を追うだけでなく練習を通してあいさつやマナーを学んできたチームを県ソフトボール協会が推薦。 うれしい全国切符を手にした選手の士気も高まり、 持ち味の元気良さもさらにパワーアップした。 夢舞台に挑戦するブルースターズの活躍に期待も大きい。
小学生の女子ソフトボールチームは県内に7チームあるが、 予定していた予選を紀北の6チームが棄権したため、 5年生を主力として戦力的にも充実しているブルースターズの全国大会出場が決まった。
浜宮、 名草、 雑賀、 中之島、 安原の5校の児童による混成。 結成4年目の若いチームで、 5年生7人、 4年生3人の10人と人数は少ないが、 実戦で鍛えてきた経験も豊富。
守り主体のチームで遊撃手の山本主将は走攻守に優れたオールラウンドプレーヤー。 去年は副主将を務め、 チームのまとめ役にナインの信頼も厚い。 投手は山中(杏華)がエース。 ストレートで勝負するが、 抜群の制球力で四球が少ないのが魅力。 最近では打者に強気で攻めるなど、 精神面でも成長してきた。 バッテリーを組む捕手の池田(茂)は強肩さえる守りの要。 外野は中堅手の池田(亜)が中心となってチームをしっかり盛り上げる。
注目の打線はクリーンアップを沖(采)、 鹿島と山本主将。 沖(采)は入部して半年と経験少ないが、 流し打ちが得意で器用なタイプ。 鹿島は遠くへ飛ばす技術に優れ、 長打が楽しみ。 山本主将は左右に打ち分けられ、 ここ一番の勝負強さも光る。 山本主将は 「他のチームより声がしっかりと出るのが良さです。 全国では練習の成果を発揮して頑張ります」 と意気込んだ。
和田監督は 「課題は1人がエラーすると、 続いてしまうところ。 守りをしっかり、 平常心で臨めば上を目指せます。 1回戦突破で波に乗りたいです」 とナインを励ました。
【和歌山ブルースターズ】監督=和田美由紀▽コーチ=前田敏也、沖耕平▽主将=山本莉遥子▽選手=池田茂由、前田雪乃、鹿島梨乃、山中杏華、池田亜由佳、山中杏莉、沖優菜、岩橋蓮香、沖采音
|
03.スポーツ - 同カテゴリの記事
|