2010年02月24日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

紀の川市で食のシンポジウム

紀の川市食育フェア

発言する三國会長 (左から2人目)

紀の川市食育推進会議はこのほど、 粉河ふるさとセンターで「紀の川市食育フェア」を開き、 「『紀産地消』 で紀の川市らしい食育を」 のテーマでシンポジウムを行った。 紀の川市の優れた点を「7つの宝」(1食材2水3華岡青洲生誕の地に関わる命の取り組み4有機農業5学校給食の地産地消運動6めっけもん広場7和歌山市と紀の川市にしかない食推進計画)と称し、 今後も食育とともに推進していくことを約束した。

コーディネーターには元和歌山大学教授で県育食推進会議の橋本卓爾会長、 パネリストに食育、 農業、 販売、 子育て支援の各分野で食育に携わる4人を迎え議論した。

席上、 会場からの 「一番の課題として、 食育に関心がない人にどう働き掛けるのか」 との質問に、 同市食育推進会議の三國和美会長は 「紀の川市は生涯学習宣言の町。 食育と共に推進できるように働き掛けたい」、 同市環境保全型農業グループの畑敏之会長は 「こちらから、 市民の消費を作っていく活動をするため、 将来の構想を示していく」、 JA紀の里めっけもん広場の鈴木雅富店長は 「消費者の選ぶ力を育てる。 食育に関する相談会を開けたら」 とそれぞれ述べた。

同市子育て支援のびのびネットワークながの角門美樹会長は主婦の立場で 「周りの母親とも、 食の大切さを話し合うことで関心を高めていきたい」。

話を聞いた同市粉河の公務員、 辻政義さん (25) は 「自分が育ったまちの地域力アップのためにも今後の食育の推進に期待します」 と話していた。





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