イチゴがキューピッド、JA紀の里青年部が合コン

和歌山のイチゴの「まりひめ」は愛のキューピッドになれたのか。JA紀の里青年部(殿最弘茂部長)はこのほど、紀の川市内で「いちごスイーツのクッキング合コン」を開き、2組のカップルが誕生した。

参加したのは青年部の20~40代のメンバー7人と、農業に興味がある公募で選ばれた20~30代の女性7人(同市3人、和歌山市3人、奈良県1人)。

婚活ブームに合わせ、女性と出会う機会が少ない青年部に出会いを提供することと、若い女性に農業を知ってもらい振興を図ることが目的。

ハウスに入った女性らはトランプで、男性パートナーを決定。ペアで「わかやまポンチ」作りに使うイチゴを収穫した。ペアになった男女らは、趣味や仕事の話題で談笑。周りから「『あーん』してみて!」という声に照れながら互いにイチゴを食べさせ合っていた。その後、同市の粉河ふるさとセンターでオリジナルポンチを作った後、紙に意中の相手を記入した。

殿最部長(41)は今後の計画について「参加できなかった青年部の人もいるので、今後も内容を変えて継続していきたい」と話している。