池田小児童が紀の川市に車いす寄贈

紀の川市立池田小学校(中西啓子校長、 児童370人)は23日、 同校で市に車いすを贈呈した。

車いすは児童らが1年間かけて集めたプルタブ約280キロ(1万5400円)、 地域から寄付してもらった切手(8808円)で購入。 4年目を迎えた同校のこどもユネスコ活動の一環で、 ことしで3台目となる。 車いすは市役所本庁で使われている。

同校で行われた贈呈式では、 全校生徒が集まり、 6年の井出口森前児童長(12)と辰谷京香前副児童長(同)から中村愼司市長に手渡された。

井出口君は 「ユネスコ活動に参加できてよかったです。 みんなも頑張ってください」、 辰谷さんは 「みんなが協力してくれてうれしかったです。 これからも活動を続けてください」 とあいさつした。

中西校長は慈善活動について 「小さな活動が地域との連携で大きくなったことや、 活動3年目で年々協力者が増え、 継続して結果を残せたことは子どもたちの大きな自信につながったと思います」 と話していた。