2010年03月03日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

粉河検定、11月実施へ第1回実行委

第1回粉河検定実行委員会

検定実施に向け議論する委員ら

歴史文化の町・粉河にもご当地検定を。 第1回粉河検定実行委員会(山田尚司委員長、 委員21人)がこのほど、 紀の川市の商工会館粉河支所で開かれ、 1回目の検定をことし11月ごろ実施すると決めた。 教育・学校、 商工会、 行政などを代表する13人の委員が集まり、 ふるさと振興を目的にした初の試みに議論が交わされた。 今後は5人の委員が協議して問題を作成していくという。

ご当地検定は、 地方の知名度を上げるための地域振興策として、 全国各地で開かれている。 県内でもみなべ町が 「紀州みなべ検定」 を実施している。

実行委員会では 「年齢別に合わせた問題を作ろう」、 「資料をそろえることはできるが、 問題を作るのは素人には難しい。 学校教諭のアドバイスがほしい」 などの議論が続出。 公式テキストを作製するかどうかについては、 「勉強してもらうため必要」 という主張がある一方、 「製本には時間がかかり、 それにより検定が遅れると物事が進まない。 まずは検定に力を入れるべき」 などの意見も出た。

田辺市などが取り組む 「熊野検定」 では、 3000冊のテキストの作製費約450万円を、 市や県の補助金と商工会が負担したことを紹介。 「粉河検定」 についても県などの補助金を利用できないかを検討した。





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