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検定実施に向け議論する委員ら |
歴史文化の町・粉河にもご当地検定を。 第1回粉河検定実行委員会(山田尚司委員長、 委員21人)がこのほど、 紀の川市の商工会館粉河支所で開かれ、 1回目の検定をことし11月ごろ実施すると決めた。 教育・学校、 商工会、 行政などを代表する13人の委員が集まり、 ふるさと振興を目的にした初の試みに議論が交わされた。 今後は5人の委員が協議して問題を作成していくという。
ご当地検定は、 地方の知名度を上げるための地域振興策として、 全国各地で開かれている。 県内でもみなべ町が 「紀州みなべ検定」 を実施している。
実行委員会では 「年齢別に合わせた問題を作ろう」、 「資料をそろえることはできるが、 問題を作るのは素人には難しい。 学校教諭のアドバイスがほしい」 などの議論が続出。 公式テキストを作製するかどうかについては、 「勉強してもらうため必要」 という主張がある一方、 「製本には時間がかかり、 それにより検定が遅れると物事が進まない。 まずは検定に力を入れるべき」 などの意見も出た。
田辺市などが取り組む 「熊野検定」 では、 3000冊のテキストの作製費約450万円を、 市や県の補助金と商工会が負担したことを紹介。 「粉河検定」 についても県などの補助金を利用できないかを検討した。
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