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選定中のブーニンさん(スタインウェイジャパンのセレプションセンターで) |
開館40周年を迎える和歌山市の県民文化会館の大ホールに、 記念としての新しいピアノが設置される。 10日にピアノの初披露となる 「ピアノ開きコンサート」 が開かれる。 県、 (財) 県文化振興財団が主催。 設置されるピアノは、 アメリカに本社を置くスタインウェイ社製のグランドピアノ。 高級な素材と精密な技術で作られた最高級のピアノとして、 世界中のピアニストから愛されている。
ピアノは、 第11回ショパン国際ピアノコンクールで優勝したロシアの世界的ピアニスト、 スタニスラフ・ブーニンさんが選んだ。 東京都大田区にあるスタインウェイジャパンのセレプションセンターで、 何台ものピアノを試弾したブーニンさんが 「これから弾き込んでいくと、 よく響く美しい音色が出るピアノ」 として1台を選定。 「和歌山のホールに最高のピアノを選ぶことができました。 本当におめでとう。 このピアノがたくさんの人に愛され、 親しまれることをお祈りします」 とのコメントを寄せている。
「ピアノ開きコンサート」 は、 「ピアノの魅力について」 と題してスタインウェイ関東・関西正規特約店の(株)松尾楽器商会代表取締役、 松尾治樹さんが話すほか、 和歌山市出身のピアニスト、 小川友子さんと宮下直子さんがショパンのノクターンやワルツ、 シューマンの交響的練習曲などを演奏する。
午後6時30分開演 (開場6時) で、 入場は無料 (整理券が必要)。 整理券配布場所は、 県民文化会館、 県文化国際課、 和歌山市民会館、 ホテルアバローム紀の国など。 問い合わせは県民文化会館 (073・436・1331)、 県文化国際課 (073・441. 2052) 。
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