2010年03月08日

03.スポーツ

吉宗杯争奪全国少年剣道大会、砂山Aが2部門で優勝

2部門Vを飾った砂山少年剣友会全員集合

2部門Vを飾った砂山少年剣友会全員集合

砂山少年剣友会創立35周年記念・吉宗杯争奪全国選抜少年剣道錬成大会(阪本哲生大会々長)が7日、 和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれ、 地元の砂山Aが小学生低学年と高学年の2部門を制した。 静岡や広島、 福岡など各地から120団体1500人の少年剣士が参加、 3部門に分かれて団体戦が行われ、 初戦から白熱した試合が繰り広げられた。 砂山Aは低学年、 高学年とも抜群のチームワークと勝負強さを発揮、 見事栄冠を手にした。 中学生の部は小曽野剣友会(大阪)が優勝、 砂山Aも3位と健闘した。

大会はトーナメント戦で行われ、 試合が始まると会場は選手たちの緊張と熱気に包まれた。 小学生低学年の部で2回戦から登場した砂山Aは先鋒・竹田のリードで着実に勝ちを重ねた。 準決勝では洗心Aに2―2と勝敗は大将戦にもつれ込んだが小田は落ち着いた試合運びから鮮やかに面を奪い快勝した。 決勝も竹田が1勝して優位に立つと続く千原、 新谷が引き分け副将山本が面を2本決め優勝決定。 大将戦も小田が勝ち有終の美で締めくくった。

高学年の部も序盤から砂山Aが好調で5人の選手がそれぞれの持ち味を生かした試合展開で他を圧倒した。 決勝では先鋒阪本の面で白星先行の幸先良いスタート。 ほかの4人も果敢な攻めで粘る相手に反撃を許さず引き分けとし1勝を守りきった。

低学年の先鋒・竹田君は 「きょうは得意の面が良く決まり5勝1分けと調子よく戦えました。 優勝は目標だったのでうれしいです」と笑顔がこぼれ、高学年の大将・加納君は「優勝できたことと、自分の試合を振り返っても納得できる結果になりました。 小学生では最後の大会になりましたが、 中学生になっても全国大会出場を目指して頑張りたいです」 と新たな目標に意欲を見せた。 砂山少年剣友会Aの優勝、 入賞メンバーは次の皆さん。

【優勝・低学年】監督=硯昌宏《選手》先鋒=竹田裕輝▽次鋒=千原理暉▽中堅=新谷美和▽副将=山本花菜▽大将=小田宗治
優勝・砂山少年剣友会小学校低学年
優勝・砂山少年剣友会小学校低学年

【優勝・高学年】監督=硯昌宏《選手》先鋒=阪本大宜▽次鋒=山本悠介▽中堅=竹田剛士▽副将=小倉進志▽大将=加納誠也
優勝・砂山少年剣友会小学校高学年
優勝・砂山少年剣友会小学校高学年

【3位・中学生】監督=硯昌宏《選手》先鋒=竹口昂平▽次鋒=小倉康志▽中堅=平井勇士▽副将=萩原裕也▽大将=加納彰大
3位・砂山少年剣友会中学生
3位・砂山少年剣友会中学生





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