県婦人バレーボール選手権市予選

WTV旗争奪第36回県婦人バレーボール選手権大会の和歌山市予選が7日、土入の市民体育館で行われ、決勝では松江クラブが宮クラブを第1セット21―14、第2セット21―9のストレート勝ちで制し、県大会切符を手にした。海草地区予選も同日行われ、サンクラブがオリオンクラブを21―17、21―11で下して代表に決まった。県大会は4月11日に同体育館で開かれる。

松江クラブ2(21―14、21―9)0宮クラブ

予選には15チームが参加、トーナメントで熱戦が繰り広げられた。決勝で松江は持ち味でもある攻守の歯車がかみ合い前半からリード。好レシーブでセッター山下にボールが渡ると、レフト後山が角度のあるスパイクを相手コートにたたきつけて得点を重ねた。センター高岡、ライト松尾の速攻もさえ、第1セットを先取した。第2セットは松尾、松浦、森岡の3枚壁が好ブロックを連発。果敢に攻めてくる宮の攻撃を何度も防ぎ、セッターも務める松浦が呼吸の合ったトスワークを見せ、森岡、後山が攻撃で圧倒、相手の反撃を猛攻で抑え快勝した。

松江の小林主将は「いつもの練習の成果が出て、攻守バランスよく戦えました。県大会では優勝を目指して頑張りたいです」と意気込んだ。

準優勝と健闘した宮クラブ

試合結果、優勝メンバーは次の通り。
〔1回戦〕さいかクラブ2―0V・9▽名草クラブ2―0Fairy▽大浦クラブ2―0雄湊クラブ▽松江クラブ2―0太田クラブ▽さくらクラブ2―0吹上クラブ▽西和佐クラブ2―0野崎西▽宮クラブ2―0どり~む〔準々決勝〕名草クラブ2―0さいかクラブ▽松江クラブ2―0大浦クラブ▽西和佐クラブ2―0さくらクラブ▽宮クラブ2―0たかつみクラブ〔準決勝〕松江クラブ2―0名草クラブ▽宮クラブ2―0西和佐クラブ

【松江クラブ】監督=野口ミホ子▽主将=小林範子▽選手=山下富三子、橋本幸子、田中さとみ、高岡秀美、後山彩香、松浦弘美、松尾美和、土谷和子、南出理恵、森岡妙子