2010年03月15日

03.スポーツ

球春到来、NWが開幕

NW和歌山軟式野球

選手宣誓を行うブルースコーピオンズ・宮井副主将

NW和歌山軟式野球連盟(瀧口治会長)の第42回春季知事杯争奪大会が、 14日から和歌山市毛見の紀三井寺球場で開幕した。 プロ野球やセンバツ高校野球よりひと足早く本格的な球春の訪れを告げる大会は、 19チームがトーナメントで激突、 休日を利用しながら1カ月間にわたって熱戦が繰り広げられる。 開会式では、 選手を代表してブルースコーピオンズの宮井壱弥副主将が、 「スポーツマンシップにのっとり正々堂々戦います」 とシンプルな言葉で基本の大切さを訴え力強く宣誓した。

開会式には大会顧問の小川武県議や仁坂吉伸知事に代わって県教委学校教育局の宮下和己局長らが激励に駆けつけ、 瀧口会長が 「けがに気を付け、 ルールとマナーを守って素晴らしい大会にしよう」 とあいさつ。

同球場では初日4試合が行われ、 オープニングゲームではブルースコーピオンズと交友会が顔を合わせた。 先攻の交友会は初回1死1、 3塁から主砲橋本の中犠飛で鮮やかに1点を先制した。 3回にも2死から好走塁の川崎を3塁に進め橋本の内野安打で1点を追加。

試合の主導権を握った交友会は5回、 無死2、 3塁の好機に小崎が3塁線を抜き3点目を挙げた。

追うブルースコーピオンズも5回1死3塁から大谷の左前適時打で1点、 6回にも1点を返し反撃ムードが高まったが、 最終回、 交友会のマウンドを死守する南の力投の前に内野ゴロ、 2者連続三振を喫し3―2で交友会が2回戦に進出した。

試合は終盤1点差の緊迫した雰囲気に包まれていたが、 外野の守備で飛び出したファインプレーには敵味方にかかわらず両軍ベンチから称賛の拍手が沸き起こり、 選手たちの爽やかな笑顔もこぼれていた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


03.スポーツ - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif