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和歌山市の山東地区ではタケノコの収穫が始まり、 四季の郷公園農産物直売所ではその日の朝に採れた「朝採りタケノコ」がずらりと並んでいる=写真。
ことしの収穫は例年より早く、 彼岸前には店頭に並んでいたという。タケノコは近くの農家が夜明けとともに収穫した新鮮なもので、旬の味を求めて多くの人が訪れている。
同地区で採れるタケノコはぬかを入れてゆでる必要はなく、40分ほど炊き、そのまま一晩ゆで汁に浸しておくと柔らかく食べることができる。時には、「白子」(しろこ)と呼ばれ、上半分は5分ゆでるだけで刺身として食べられる幻のタケノコも出てくることがあるという。また、小さいものはホイル焼きにしてもいいとか。
同所の販売員矢田みどりさん (60)は「ここのタケノコは柔らかくておいしい。 水だけでゆでた方が風味があっていいんですよ」。
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