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第26回日本拳法和歌山大会(第10回友田忠杯)・第4回海南市スポーツ少年団交流大会が28日、 同市下津町の拝待体育館で開かれ、 幼稚園児から一般有段者まで約200人が参加。 個人・団体戦合わせて23部門で気迫あふれる戦いが繰り広げられ、 地元勢では個人戦女子の部小学2年で﨑茉緒(海南)同6年で坂﨑智子(同)、 中学生では高垣愛穂(下津)が優勝したほか、 団体戦では下津拳友会Aが3位と健闘した。
下津町出身で日本拳法全国連盟会長として普及発展に努めた故友田忠氏が提唱した 「頭は低く、 目は高く、 心は広く」 の理念を掲げた大会の開会式で橋爪健二大会々長は 「日ごろ練習の成果を発揮して総合選手権の出場を目指して頑張ってください」 と激励した。
試合は個人戦で男子13、 女子8部門と幼稚園の部が行われ、 年少の子どもたちは大きな声とともに得意の突きや蹴りを繰り出し元気いっぱいだった。 顔や頭部の防具を着けた一般の拳士の対戦はお互いに間合いを計りながらの素早い技と、 力と力の激突に子どもたちの視線も集まっていた。 地元勢で個人戦を制した坂﨑、 高垣は学年は変わったが連覇を達成。 団体戦の下津拳友会Aは準決勝で優勝した湯浅Bと大接戦を展開、 2勝2敗1分けで同じ勝率となったが各試合の本数の数でわずかに及ばず涙をのんだ。 惜敗したが最後まであきらめず戦った拳士たちに会場の拍手もひときわ大きかった。
男女とも個人戦の小学1年から中学3年までの1、 2位は9月19日に大阪市立中央体育館で開催される総合選手権に出場する。 各部門の優勝と地元上位入賞は次の通り。
【個人戦男子】小学1年=1北岡大陸(御坊)2長崎航己(紀の国)▽2年=1牡丹亮輔(九度山)3坂﨑順也(海南)▽3年=1渡辺海一郎(湯浅)▽4年=1松葉祐太(同)2上田稜也(下津)▽5年=1深野剣太(湯浅)3椋梨廉(海南)▽6年=1脇口海志(御坊)3高垣蔵人(下津)▽中学1年=1山田輝(湯浅)▽2年=1植田祥平(九度山)▽3年=1冨長泰季(湯浅)▽一般段外=1高薮一誠(大経大)▽初段=1羽室賢一(同)▽2段=1倉本健吾(有田)▽3段=森下翔平(湯浅)
【同女子】小学1年=1渡辺ひまり(湯浅)2山田愛結(和歌山クラブ)▽2年=1﨑茉緒2木下華恋(紀の国)▽3年=1山口桜花(湯浅)2古川弥琴(下津)▽4年=1福田優花(御坊)2阿部七望(海南)▽5年=1福居沙英(御坊)3横田栞(下津)▽6年=1坂﨑智子2上田かのか(下津)▽中学=1高垣愛穂2大田真明菜(和歌山クラブ)3井辺朋花(同)▽一般=1福田真歩(日高)2山下実輝(和歌山クラブ)3山下桃花(同)
【同幼稚園児】敢闘賞=久保田遥斗(紀の国)高森梓翔(同)横田杏(下津)
【団体】1湯浅B3下津A(橋爪陽路、 古川弥琴、 岩本拓巳、 上田稜也、 上田かのか)
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