2010年04月07日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

紀の川市食育推進会議、予算大幅減で新年度スタート

紀の川市食育推進会議

食育推進を会議で誓う委員ら

紀の川市食育推進会議(三國和美会長)は、 市役所南別館で開いた第9回会合で、 来年度の予算案を承認した。 前年度予算は、 昨年6月、 同市食育推進計画が国の 「地方の元気再生事業」 に採択されたため、 交付金1276万円が歳入としてあったが、 同事業が仕分けで廃止。 今年度も採択を目指して取り組んできたが、 市の補助金30万円だけで運営することになった。 同会はこれまでに製作したグッズや、 ホームページなどを使い食育推進を図っていくという。

昨年度の活動報告として事務局から、 ごはん類、 おかずなど80点を掲載した 「きのかわ食育メニュー」 冊子の作成に約192万円、 応募総数156点あった創作コンテストの開催に215万円のほか、 各種食育に関する講演、 DVDの制作、 交流会の開催などの取り組みが報告された。

予算が大幅に減った今年度は、 昨年度に作ったソフトなど成果品を活用し、 フォローしていくことを確認。 食育用カルタとぷるぷる娘が主人公の紙芝居は、 小学校や図書館などに配布。 毎年同市の粉河ふるさとセンターで開かれる 「食育フェア」 の日程は、 来年2月26日に決定した。

会議には、 教育、 市行政、 JA紀の里、 商工会、 わかやま市民生協同組合などの関係者50人が出席。 同市の堂本正秀副市長が 「財政面で厳しい状況ではあるが、 ことしは青洲先生生誕250年。 皆さんの協力で食育とともに本市を盛り上げたい」 と話した。





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