2010年04月09日

02.政治・経済

和歌山特産の新ショウガでジンジャーエール

炭酸飲料 「生姜丸しぼり わかやまジンジャーエール」

5月1日から全国発売される「生姜丸しぼり わかやまジンジャーエール」

JAわかやま (川口順弘組合長) は8日、 主に和歌山市で栽培され全国2位の収穫量を誇る新ショウガを使った炭酸飲料 「生姜丸しぼり わかやまジンジャーエール」 (250ミリリットル・希望小売価格180円) を5月1日から全国発売すると発表した。 生の新ショウガの風味を生かした味に仕上がり、 24万本を販売目標に掲げている。 新ショウガのみを使ったジンジャーエールは全国的に珍しいという。

ジンジャーエールは、 JAわかやまと和歌山商工会議所の農商工連携で開発。 県が昨年、 地域経済活性化のために新商品を開発しようと創設した 「わかやま農商工連携ファンド」 の適用第1号商品となる。

JAわかやまによると、 新ショウガは6月から9月にかけて収穫の最盛期となり、 県内での栽培は大半が和歌山市内。 全国2位の年間2500トン(21年ベース) を出荷している。

しかし、和歌山市が新ショウガの一大産地という認識は一般的に薄く、 全国的に新ショウガをアピールするためジンジャーエールに加工して売り出すことにしたという。

ラベルは新ショウガのピンク色と果汁をしぼるイメージを重ねた。 飲んだ後にさわやかにショウガの風味が残り、 飲みやすくなっている。 酒類と割っても楽しめそうだ。

同日開かれた発表会で、 川口組合長は 「ショウガの薬効などが注目され、 ジンジャーエールとしての需要が見込めると思い開発した。 愛され続ける商品に育てたい」。 試飲会も開かれ、 「おいしい」 などと声が上がると職員らは安堵の表情を浮かべていた。 川口組合長は 「ほんまもんの味が味わえ、 自信を持ってお薦めできる」と話していた。

今後、 JAの直売所や飲食店、 飲料店などに販路を拡大していくという。 問い合わせは (0120・222・866)へ。





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