2010年04月11日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

昼間でもはっきり見える、花野国道に白色LEDの交通表示器

和歌山県内初の白色LED

「見やすくなったね」と住民

県交通安全協会岩出支部(奥順司支部長)はこのほど、県内初の白色LEDを使用した交通表示機を紀の川市花野の国道24号上に設置、運用を開始した。 表示機の大きさは縦54センチ、横220センチ。 白色LEDは高輝度のため、昼間でも文字が鮮明に見やすく、運転者に対する高い啓発効果を期待できるという。 同支部の井口健事務局長は 「高い効果が実証されれば、今後もう一機国道上に設置したい」 と話している。

同所には15年前から赤色LED表示機が設置されていたが、 劣化などにより昼間はほとんど見えない状態になっていた。

総工費は以前の支柱を使用したため、 工事費を含め6年リース契約で168万円。 さらにメリットとして、 これまで通信に専用の回線を使っていたが、 新機はPHS無線で操作できるため、 維持コストなど経費が3分の1削減できる。

現在表示しているのは 「スピード注意」、 「飲酒運転根絶」、 「もっとマナーを!」 など。 操作は、 岩出署のパソコンから簡単にできるため今後、 季節に合わせた標語や事故情報などを掲示する。

付近住民の男性は 「この道路はスピードを出す車が多く危険。 事故が減ればいいね」 と話していた。





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