2010年04月12日

03.スポーツ/062紀州レンジャーズ

地元初勝利、明石に雪辱

好リリーフを見せた藤井

好リリーフを見せた藤井

プロ野球・関西独立リーグ2010の紀州レンジャーズは11日、 明石レッドソルジャーを迎え和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で激突した。 1週間前に同球場で惜敗した相手だけに、 選手たちの闘志も熱く、 7回に太田の2点本塁打で逆転すると北岡、 藤井の継投で1点のリードを守り切りファン待望の今季地元初Vを飾った。

《前期3回戦》

TEAM123456789
明 石0000001001
紀 州00000020X2


紀州の先発マウンドを任された左腕・北岡は序盤から明石打線にすきを与えず6回2死まで無安打パーフェクト投球を披露。 7回に1死1、 2塁から小川に左前適時打を許し1点を失ったが、 次打者を投ゴロ併殺に切る粘り強さも見せた。

北岡の好投に応え打線もその裏、 左前安打の芳岡を1塁に置き太田が豪快に左翼スタンドへ2点本塁打を放ち、 待ちに待った逆転打にファンの声援もひときわ大きかった。

8回無死1、 2塁から北岡を救援した藤井は力強い攻めの投球で続く3打者を左飛、 中直、 三振に抑える見事な火消し役を務め、 9回は走者を3塁に背負いながらも最後の打者を遊ゴロに仕留め勝利をつかんだ。

石井毅監督は 「勝因といわれると8回に得点を与えなかった藤井の救援が大きかったです。 太田は4番も任せられる打者ですが、 打順を下げて気楽に打たせたのが本来の勝負強さを発揮させたと思います。 試合はドキドキしながら最後にうちが勝つという皆さんに楽しんでもらえる展開がいいのですが、 これからも頑張ります」 と締めくくった。
逆転2ランを放ち笑顔の太田
逆転2ランを放ち笑顔の太田

《今週の試合》
▽16日=コリア―紀州(午後6時・大東龍間)▽17日=神戸―コリア(午後1時・三田城山)▽18日=紀州―明石(午後1時・御坊)





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


03.スポーツ - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif