2010年04月14日

00.社会

作業所の工賃アップへ、ネットショップ日向屋がオープン

インターネットショップ 「日向屋」

パソコンの画面でこだわりの商品が選べる

和歌山市東蔵前丁のNPO法人社会的就労支援機構 (竹原敏子理事長) は、 障害者支援事業の一環として県内各作業所の商品を取り扱うインターネットショップ 「日向屋」 (ひなたや) をオープンした。 独自の品質管理基準などを設け、 こだわりの商品を扱うことにより、 作業所の雇用管理改善、 工賃アップ、 魅力ある職場づくりを図る。

現在、 取り扱っているのは県内2作業所の商品22点。 有田川町のコスモス作業所の 「冷凍野菜」 は従来の冷凍技術とは違った、 食材の分子を壊さず長期保存が可能な、 県内では唯一の技術 「CAS技術」 を使用しているという。

この季節なら収穫から商品化までを、 製造者が一貫して行った旬のタケノコ (150グラム、 210円) が人気で、 CAS技術により、 独特の歯ごたえと食感が楽しめるという。 また、 ネットショップ上には、 CAS技術のタケノコを使ったパスタのレシピなども掲載されており、 利用者へのサービスも整っている。

ショップに並ぶ商品には年に一回、 品質管理チェックが行われ、 基準に満たない商品には指導が行われる。

店長の穗谷彩さん (34) は 「良い商品をこだわって扱っています。 県内外問わず、 すべての人に広く知ってほしいです」 とPRしている。

問い合わせは、 日向屋 (073・425・7715、 FAX073・425・7725)。 インターネットショップのURLは (http://hinataya-shop.jp/)。





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