世界遺産議員連盟を設立、呼び掛け人に玉置・阪口氏

選挙区内に世界遺産のある民主党の国会議員が呼び掛け人になり22日、 衆議院第1議員会館で同党 「世界遺産」 議員連盟の設立総会が開かれる。 呼び掛け人の中心となった玉置公良衆院議員 (衆院和歌山3区) によると、 同連盟は国内14の世界遺産のネットワークを結び、 平和と環境保全などの大切さを世界に発信、 将来的には世界的なネットワークを実現していくとしている。

呼び掛け人は衆院議員17人、 参院議員10人。 衆院和歌山2区選出の阪口直人衆院議員も名を連ねている。 設立総会は午後3時から開かれ、 規約の承認や役員を選出。 ユネスコ関係者による世界遺産についての講演も予定している。

設立趣意書 (案) では、 日本の世界遺産の中には観光立国や環境問題など国の方針や課題について、 これまでとは違った新しい解決策を見出すことのできるヒントがあり、 地球を救う鍵も持っていると指摘。 その上で世界遺産のネットワークを結び情報交換や国の諸施策を考え日本から平和と環境、 文化や観光を世界に発信する取り組みを積極的に進めるとしている。 また、 未登録地の支援も行うという。