2010年04月18日

00.社会

横断歩道でも注意を、昨年中は87件の人身事故

県警本部交通企画課によると、平成21年中に県内で、横断歩道や自転車横断帯の付近約5メートルで、87件の人身事故が発生。同課は、新年度が始まり、気温も高まりつつある今月は、気持ちが緩まるとし、「横断歩道を渡る際には直前でいったん止まり、停止できるような速度で進行することを心掛けて」と話している。

発生場所は、交通量の多い国道や県道が約8割と大半を占めており、人的要因は1位が「安全確認が不十分だった」で34件、2位が「安全確認をしなかった」で28件、そのほか「特に具体的危険性がないとして注視を怠った」「ほかの車、歩行者に脇見」「考えごとをするなど漫然運転」などが続いた。

同課は、原付や車のドライバーに対し、横断歩道のない交差点でも歩行者が優先であることの再認識、歩行者に対しては、道路を横断する際の左右確認の徹底、車両の直前直後の横断や斜め横断の防止を呼び掛けている。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif