下津図書館で絵本のワークショップ

下津町下津の下津図書館 (兒島昭人館長) は24日、 同館3階の市民交流センターで、 豆本・絵本作家アーティスト たあつこ=かおり さんを講師に招き 「絵本づくりワークショップ」 を開いた。 約20人の親子が挑戦し、 色鉛筆やスタンプなどを使って世界に1冊だけの絵本を作り上げた。 たあつこさんは 「上手に描くより楽しく描く。 表現する大切さをワークショップを通して学んでもらえればうれしい」 と話した。

兒島館長は 「夢のある絵本を作ってほしい」 とあいさつ。 次にたあつこさんから作成手順が説明された。
絵本の大きさは縦約15センチ、 横約10センチの大きさで見開き5ページ。 1ページ目は擬声語 「さらさら」 「きらきら」 「ぺちゃくちゃ」 「もぐもぐ」 など子どもたちが思いついた言葉を使い、 ページごとに好きな絵を描いたり、 スタンプを押したりして物語を広げていき、 絵本の世界を作り上げていった。 ワークショップの中で、 たあつこさんは 「正確に描くより描きたいものに絞って描く。 そうすると、 見る人に気持ちが伝わる」 とアドバイス。 たくさんの色鉛筆を使って黙々と絵本を塗り上げたり、 スタンプをうまく使ってれんがの家を表現するなど、 子どもたちは絵本づくりを楽しんでいた。