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無差別優勝の寺本右と3位の髙木 |
第57回近畿高等学校相撲大会が9日、 和歌山市の県営相撲競技場で開かれ、 個人無差別級で和商の寺本昂平が見事初優勝を飾った。 同校勢では4年ぶりの制覇。 チームメートの髙木大幹も同階級と個人戦100キロ未満級でともに3位、 団体戦はベスト8と健闘した。
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個人戦無差別級準決勝は和商同士が顔を合わせた。 お互いが相手の取り組みを知り尽くした中での対戦は、 寺本が髙木を押し出しで下した。 決勝の相手は個人戦100キロ以上級優勝者の築本(鳥羽)。 相手の懐に潜り込んだ寺本が土俵際まで追い詰めて、 最後は体勢を崩しながら寄り切り、 うれしい栄冠を手にした。
寺本は 「優勝できてうれしいです。 決勝の土俵に上がる時は、 監督や仲間が応援してくれたので思い切りやろうと思っていました」 と振り返った。 髙木は 「100キロ未満で優勝したかったです。 無差別は気持ちを切り替えて、 緊張せずにできました。 自分の力を試せてよかったです」 と話した。
同校相撲部の松本透監督は 「団体戦、 体重別ともに波に乗りきれなかったので、 休憩を利用して稽古場で練習をさせました。 その努力が無差別級での優勝につながったと思います。 6月の全国総体予選は気力、 集中力を持って乗り切ってもらいたいです」 と次の大会に向けて意気込んだ。
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