わんぱく公園で野鳥観察会

海南市大野中のわんぱく公園 (有本智園長) でこのほど、 野鳥観察会が開かれ、 参加した親子連れら6人は双眼鏡を手に、 ホオジロなどを観察した。

園内では1年を通じて100種類以上の野鳥が観察され、 この日は園内一帯を行動範囲とするキビタキなどを見ようと出発した。 キビタキはこの時期に見られる黄色と黒色が美しい鳥。 講師は有本園長が務めた。

参加者はバードウオッチングならぬバードリスニングしながら、鳥のさえずりを頼りに山中を進んで行き、 尻尾が伸びきっていないホオジロなど観察。 目当てのキビタキは、 残念ながら姿は見られなかったが、 参加者たちは地鳴き・縄張りを主張する美しい鳴き声に耳を澄ましていた。

また、 道中に生えているコモウセンゴケと呼ばれる食虫植物、 葉の巻物を作ってそこに卵を産み付ける昆虫ヒメクロオトシブミといった生きものも有本園長から紹介され、 楽しい一日を過ごしていた。