2010年05月24日

00.社会

国名勝指定で記念イベント

 「みんなで守ろう。 この景観」

祝いの曲を演奏する田口さん(奥)

「和歌の浦」 の国名勝指定を祝う記念イベント 「みんなで守ろう。 この景観」 (和歌の浦再生プロジェクト主催) が23日、 和歌山市和歌浦中の県公館で開かれた。 田口眞澄さんと和田里奈子さんが祝いの思いを込めて箏曲 「萬歳」 などを演奏し、 和室では習軒流煎茶茶会が開かれた。

また、 「和歌の浦」 を地理や歴史、 政治、 文化など多方面から分かりやすく解説したDVD 「紀の川河口デルタと和歌の浦」 の鑑賞会も行われ、 参加者は今まで知らなかった 「和歌の浦」 の意味に驚いていた。

プロジェクト代表の保井彰友さん (74) は 「指定はうれしいのひとことです」 と笑顔。 箏を演奏した田口さん(55)は「和歌の浦もここ公館も和がいっぱいの素敵な空間。 ここでひかせていただくと心が清らかになる気がします」 と話した。

同プロジェクト事務局の宮下啓司さん (60) は今後の活動について、 「県公館の公開日を今の月2回からもっと増やしてもらい、 いろいろな活用をしていきたい。 また、 和歌の浦のことなら、 歴史、 観光、 イベント、 レストランなど全部が分かるポータルサイト的なものを立ち上げたい」 と話した。





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