2010年05月26日

00.社会

頑張れ!宮崎の畜産農家 食肉末広会が義援金募る

和歌山食肉末広会

「募金にご協力ください」と店員(松牛)

口蹄(こうてい)疫で打撃を受けている宮崎の畜産農家を支援しようと、 県内の食肉店経営者でつくる 「和歌山食肉末広会」 (松下隆紀会長) は、 各店舗に募金箱を設置して義援金の募金活動を始めた。 集まった募金は7月下旬に回収して宮崎に送る予定で、 松下会長は 「全国的な義援金の取り組みが畜産農家の方々の励みになり、 『もう1回頑張ろう』 という気持ちになってもらえれば」 と話している。

牛肉の消費量が全国上位の和歌山。 松下会長によると、 県の食肉業界への口蹄疫の影響は、 現時点では感じられないという。 しかし 「もしかしたら和歌山でも同じようなことが起きるかもしれない」 と宮崎の非常事態を我が身に置き換え、 「自分たちにできることをしよう」 と会員に活動を呼び掛けた。

松下会長が経営する 「松牛」 (岩出市野上野) では今月20日から、 店の入り口とレジ前に募金箱を設置し、 義援金の説明文を掲示して募金の呼び掛けを始めた。 ちらほらとお釣りを入れてくれる客もおり、 募金箱も日に日に重くなってきているようだ。

募金箱は同店のほか、 和歌山市の 「池田屋精肉店」 「オカテイ」 「肉のとりやす」 「まる彦食産」、 海南市の 「南養社」、 さらに取り組みに賛同した飲食店11店舗に設置している。 同会では食肉業界に関係なく募金箱の設置店舗を募集しており、 松下会長は 「募金箱の数をなるべく増やして、 100円でも多く義援金を送りたい。 もし店頭に置いて頂ける方がいれば、 ぜひご協力をお願いします」 と呼び掛けている。

詳しい問い合わせは松牛 (TEL0120・041・291) へ。





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