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和歌山市はこのほど、 国民健康保険に加入している40歳以上 (74歳まで) の市民7万4850人に特定健診の受診券を発送した。 20年度の受診率が中核市ワースト1だったため、 今年度から自己負担金を2000円から無料化。 受診期限は来年1月31日までとなっており、 国民健康保険課は 「なるべく早い時期に健診を受けてほしい」 と呼び掛けている。
市内での同健診受診率 (20年度) は10・9%で、 全国平均の30・8%を大きく下回り、中核市の中で最下位。このまま低迷すると、国が国民健康保険料を値上げするペナルティを課すこともあるという。
健診には、 身体計測や血中脂質検査、 肝機能検査など国の基準で行われる基本的な健診に加え、 市独自の健診として心電図▽腎機能▽痛風▽貧血▽肝機能▽尿の各検査を追加。 約1万円相当の検査が無料で受診できるという。
受診できる医療機関は市内266カ所 (和医大付属病院は含まない)。 同課は、 期限間際での受診は予約が取りにくくなる可能性があるといい 「余裕のあるこの時期に健診を受けてください」 と話している。
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