2010年05月31日

03.スポーツ

西貴志が那賀ダービー制す

優勝の西貴志ドリームズ

優勝の西貴志ドリームズ

高円宮賜杯第30回全日本学童軟式野球大会マクドナルドトーナメント和歌山県予選大会準決勝、 決勝が29日、 紀の川市の粉河若者広場で行われ、 那賀ダービーとなった決勝は西貴志ドリームズが岩出グリーンズを6―5で下し初優勝を飾った。 西貴志ドリームズは8月14日から東京・明治神宮野球場を主会場に開催される全国大会に、 準優勝の岩出グリーンズは8月20日から徳島県での大鳴門橋大会に出場する。
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岩出グリーンズ22010005
西貴志ドリームズ311100×6

2点の先制を許した西貴志は初回、 先頭の中本、 続く里村が連続四球で出塁、 3番田伏が遊撃手の失策を誘い無死満塁とした。 反撃の好機に主砲宮本が左前適時打で2点を返し同点。 中西が犠打で1死2、 3塁と走者を進めると、 阪口の打席では飛び出した3塁走者が相手野手の連携ミスで生還、 逆転に成功した。 2回に逆転されるが、 3回には先頭の宮本が左越え本塁打を放ち同点とした。 その後も点を取り合い迎えた4回、 先頭の神﨑が四球を選び2死2塁と得点圏に走者を進めると、 期待に応え田伏が左前に決勝となる適時打を放った。

守っては先発宮本が粘りの投球。 序盤は厳しい展開だったが、 勝ち越した5回から最終回までは三者凡退の山を築き、 見事完投した。 南村浩二監督は 「全国では1試合1試合楽しくやってきます」 と話し、 中本幸輝主将は 「みんなが打てて打線がつながりました」 と勝因を話した。 宮本泰志投手は 「ピッチングはまあまあの出来でしたが、 つなぐバッティングを心掛けて打席に立ちました」 と試合を振り返った。 右翼で女の子とは思えないファイティングプレーを披露した阪口遥香さんは 「全国大会では優勝したいです」 と抱負を語った。

◇準決勝=西貴志ドリームズ3(特別延長)2三石ベアーズ▽岩出グリーンズ10―6松原少年野球クラブ

【西貴志ドリームズ】監督=南村浩二▽主将=中本幸輝▽選手=宮本泰志、 中西太朗、北貴行、里村大成、神﨑翔、 田伏勇統、 勢古海人、 谷坂潤平、 阪口遥香、 廣海脩平、 中川輝志、 河本涼志、 田村彰規、 友部龍二、 小谷厚起、 小椋悠生

【岩出グリーンズ】監督=北山恵一▽主将=奥野夢叶▽選手=山名涼太、 山本一樹、 下絵図拓人、 南口友貴、 明渡圭祐、 藤川琉輝、 山田大光、 吉川隼人、 阪口雅陽、 益田知諒、 淡路直輝、 小池亮太、 山田英光、 平田直希、 芝野幸樹、 服部裕也、 樋上巽紀、 前平幸大、 山田優輝
準優勝の岩出グリーンズ
準優勝の岩出グリーンズ





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