2010年06月03日

00.社会

西署が反射材の検証など訓練

和歌山西署

夜間の活動の動きを確認

夜間の検問や交通規制の際の受傷事故を防ごうと、 和歌山西署は2日、 和歌山市西浜の埋め立て地で、 夜光チョッキや反射材の効果的な使用法やライトを当てた蒸発現象の検証など実践型の訓練を行った。

同署の地域課、 交通課の署員約30人が参加。 夏に向けて交通規制や誘導など夜の活動が増えるため参考にしようと、 同署管内の交通指導員約40人も参加見学した。

検問や事故現場などを想定して実施。 約30メートル離れた位置から見て、 より分かりやすいようなバーライトの振り方、 夜光チョッキの見せ方などを実験した。 反射材が斜めに巻かれているセーフティコーンを並べ、 誘導したい方へ斜め下向きにすると効果的であることを車で走って検証し、 体感した。 また、 見学している交通指導員へ夜間の外出などに役立つよう、 「反射材は上半身よりかかと付近へ付けると見えやすい」とアドバイスした。

同署交通課課長の松本和也警部は 「ベテランも若手も、 夜間の活動の注意点を再確認してほしい。 交通指導員の方には反射材の有効性が分かってもらえたのでは」、 交通指導員歴15年の今福地区の別院勇次さん (74) は 「コーンも無意識に置いていたけど、 置き方で進みやすさが全然違う。 反射材も付ける位置によって見え方が違うなど、 これからの活動に生かせそう」 と話していた。





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