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法テラスのポスターとリーフレット |
法的トラブルの総合案内などを行っている日本司法支援センター法テラス和歌山は、 県内の公立図書館へポスターの掲示やリーフレットコーナーの設置を依頼し、 同センターの業務の浸透を進めようとしている。
ことし1月に、 全国7カ所の公立図書館が、 貧困・困窮者を支援しようと、 労働や生活に関するトラブル解決へ向けた活動を、 関係機関と連携して行う 「図書館海援隊プロジェクト」 をスタート。 全国の公立図書館に広がりつつある。 その一環で、 法テラスも連携を図り、 法的トラブルの解決などに役立ててもらおうと、 ポスターの掲示やリーフレットのコーナーの設置を進めている。 和歌山の法テラスでも、 図書館との連携を取るため、 早期にポスターの掲示依頼を予定。 まずは和歌山市立図書館と県立図書館へ掛け合い、 その後、 県教委などを通じて県内の公立図書館へ広げていく考えだという。
法テラスのコールセンターへの問い合わせは年々増加しており、 平成21年中は3万8000件。 法テラス和歌山での法制度や相談窓口など情報提供も増加傾向で、 21年中は約1400件と市民の認知度は高まりつつある。
法テラス和歌山地方事務所の永谷佳子事務局長は 「たくさんの人が訪れる図書館に、 ポスターやリーフレットを常設す
れば市民の目に触れるきっかけができる。 何かあった際に思い出してもらえるようPRできれば」 と話している。
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