2010年06月03日

00.社会

法テラス周知へ図書館プロジェクトと連携

日本司法支援センター法テラス和歌山

法テラスのポスターとリーフレット

法的トラブルの総合案内などを行っている日本司法支援センター法テラス和歌山は、 県内の公立図書館へポスターの掲示やリーフレットコーナーの設置を依頼し、 同センターの業務の浸透を進めようとしている。

ことし1月に、 全国7カ所の公立図書館が、 貧困・困窮者を支援しようと、 労働や生活に関するトラブル解決へ向けた活動を、 関係機関と連携して行う 「図書館海援隊プロジェクト」 をスタート。 全国の公立図書館に広がりつつある。 その一環で、 法テラスも連携を図り、 法的トラブルの解決などに役立ててもらおうと、 ポスターの掲示やリーフレットのコーナーの設置を進めている。 和歌山の法テラスでも、 図書館との連携を取るため、 早期にポスターの掲示依頼を予定。 まずは和歌山市立図書館と県立図書館へ掛け合い、 その後、 県教委などを通じて県内の公立図書館へ広げていく考えだという。

法テラスのコールセンターへの問い合わせは年々増加しており、 平成21年中は3万8000件。 法テラス和歌山での法制度や相談窓口など情報提供も増加傾向で、 21年中は約1400件と市民の認知度は高まりつつある。

法テラス和歌山地方事務所の永谷佳子事務局長は 「たくさんの人が訪れる図書館に、 ポスターやリーフレットを常設す
れば市民の目に触れるきっかけができる。 何かあった際に思い出してもらえるようPRできれば」 と話している。





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