菅新首相に県政界代表らコメント

鳩山首相の後継として菅直人新首相が誕生した4日、 各党県組織の代表者らがコメントを発表。 「政治とカネ問題で明確な対応を」 「経済を成長路線に」 「内政外交に責任ある政治を」 とさまざまな反応が見られた。

民主党県連・藤本眞利子幹事長 日本の行き詰まりを解消し、 より良い財政、 社会保障など、 国民が求めていることが実現できると思う。 本来の民主党の姿を国民に示し、 見せていく。 県連としても期待感に溢れている。

自民党県連・二階俊博会長 民主党は総理をチェンジしての再出発だが、 内政外交に責任ある対応をしてもらいたい。 自民党は来たるべき参院選に選挙区、 比例区で共に圧勝して政権奪取への道を開きたい。

公明党県連・西博義代表 菅首相にも鳩山政権の副総理としての失政の責任がある。 政治とカネの問題など国民の信頼を裏切った点で明確な対応が求められる。

社民党県連・野見山海代表 「政治と金」の問題に終止符を打ち、本来の政権交代の実をあげるべく取り組みを強化すべき。 安保改定50年を経ながら、沖縄県民に多大な犠牲を強いてきたアメリカ軍基地問題に真摯(しんし)な討論を開始していただきたい。

共産党県委員会・中下成人書記長 鳩山さんの思いをしっかり受け継ぐとのことだが、 鳩山政権を踏襲するものになれば国民の批判と怒りはさらに大きなものになる。 アメリカにものを言えない、 財界の言いなりになっている今の政治を変え、 国民の立場に立った取り組みを。

仁坂吉伸知事 新しい総理には景気を立て直し日本経済を成長路線に力強く乗せてもらいたい。 持続可能な国家でないと困る。 バラまきでなく財政運営など目配りをした政策運営を。