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前列左から沖屋遼、 井田、 沖屋翔 |
和歌山青年会議所(西廣真治理事長)主催の第17回わんぱく相撲和歌山場所が6日、 和歌山市有田屋町の県営相撲場で開かれ、 紀北地方の小学生男子120人、 女子47人、 計167人が熱戦を展開した。 男子(わんぱくの部)では6年生の沖屋翔太(八幡台)と4年生の遼真(同)が兄弟そろって悲願の初V。 5年生は井田翔太(岩出中央)が不動の強さで5連覇を達成した。 女子(おてんばの部)は6年生が山野紗綾(雄湊)、 5年生は川尻紗世(下津)、 4年生は岡美紀(和佐)が優勝を飾り、 団体戦は八幡台が制した。
開会式では、 西廣理事長が 「土俵の中で思いきり暴れて、 楽しんでください」 と激励。 出場選手を代表して下津小学校6年の川尻裕寅くんが 「わんぱくぶりを十分に発揮し、 正々堂々と戦います」 と元気よく宣誓した。
男子6年決勝は沖屋と久野(八幡台)が対戦。 昨年準々決勝で涙をのんだ沖屋が奮闘。 気迫溢れる取り組みで相手を押し出し圧倒した。 同5年決勝は井田と土屋(紀伊)が対決。 5年生とは思えない体格と持ち前のパワーで他を寄せ付けなかった井田が、 段ちがいの強さを見せつけ、 最後は押し出しで決めた。 4年生決勝は沖屋と東田(野崎西)が顔を合わせた。 28人と今大会で最も参加者の多い部で、 決勝まで駒を進めた実力者同士の戦いを繰り広げ、 沖屋が豪快な足取りで決着。 男子6年の部で横綱となった沖屋翔太くん(11)は 「自信はなかったけど勝ててうれしいです。 全国大会では1回は勝ちたいと思います」 と全国に向けて抱負を語った。 男子4、 5、 6年生の優勝者は8月1日に東京両国国技館で開かれる全国大会に出場する。 上位結果は次の通り。
【男子】
〔1年生〕 ◇準決勝=西島誠人(山口) 〈あびせたおし〉請川胡大良(四箇郷)▽滝本大翔(有功)〈上手投げ〉一ノ瀬元暉(松江)◇決勝=滝本〈上手投げ〉請川
〔2年生〕 ◇準決勝=井田陽斗(中央)〈寄り倒し〉池端珠理 (山東) ▽湯川嶺(貴志)〈押し倒し〉西牟田彪真(楠見)◇決勝=井田〈寄り倒し〉湯川
〔3年生〕 ◇準決勝=花田秀虎(吹上)〈突き出し〉森本昂幹(西和佐)▽坂前由基(安楽川)〈上手投げ〉加藤諒(松江)◇決勝=坂前〈あびせたおし〉花田
〔4年生〕 ◇準決勝=東田晨冶(野崎西)〈下手投げ〉下邨彗(加太)▽沖屋遼真(八幡台)〈上手投げ〉木村勇太(宮)◇決勝=沖屋〈足取り〉東田
〔5年生〕 ◇準決勝=井田翔太(中央)〈押し出し〉野口智生(宮前)▽土屋椋生(紀伊)〈寄りきり〉大上愁生(太田)◇決勝=井田〈押し出し〉土屋
〔6年生〕 ◇準決勝=沖屋翔太(八幡台)〈押し出し〉中村大記(貴志南)▽久野壱虎(八幡台)〈足取り〉川尻裕寅(下津)◇決勝=沖屋〈押し出し〉久野
【女子】
〔1年生〕 ◇準決勝=田中羽彩(田中)〈寄りきり〉寺井あかね(雑賀)▽笹本和花(吹上)〈寄りきり〉中山ノ亜(和歌浦)◇決勝=田中〈寄りきり〉笹本
〔2年生〕 ◇準決勝=加納楓花(高松)〈押し出し〉石黒珠希(四箇郷北)▽三上安慈(野崎西)〈寄りきり〉嶋田恵(和大付属)◇決勝=三上〈寄りきり〉加納
〔3年生〕 ◇準決勝=木村明香里(宮)〈押し出し〉玉川ひまり(貴志南)▽古屋瑞希(福島)〈押し出し〉三宅菜乃葉(安原)◇決勝=木村〈突き落とし〉古屋
〔4年生〕 ◇準決勝=岡美紀(和佐)〈上手投げ〉和中亜瑞美(雑賀)▽三輪柚奈(山東)〈上手投げ〉北本成美(今福)◇決勝=岡〈寄りきり〉三輪
〔5年生〕 ◇準決勝=藤原綾音(和歌浦)〈上手投げ〉福本詩乃(高松)▽川尻紗世(下津)〈上手投げ〉山本有佳利(野崎西)◇決勝=川尻〈上手投げ〉藤原
〔6年生〕 山野紗綾(雄湊)〈対戦相手が不在で優勝〉
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