2010年06月15日

03.スポーツ

頑張れ!駒野! パブリックビューイングに250人

駒野友一選手を応援する会

先制ゴールに喜ぶ参加者 (前列中央が友美子さん)

県サッカー協会とホテルアバローム紀の国 (和歌山市) らでつくる駒野友一選手を応援する会は14日夜、 同ホテルでワールドカップ第1戦日本対カメルーン戦の応援イベントを行った。 駒野選手の母・友美子さん (54) をはじめ仁坂吉伸知事、 応援に駆け付けたサムライブルーのユニホームを着たファンら約250人が、 パブリックビューイングの映像に声援を送った。

試合開始前から会場は大盛況。 駒野コールが沸き上がり、 観客は開始のホイッスルを待った。 駒野選手がピッチに入場すると会場からは温かい拍手が送られ、 小学生時代の指導者兒島昭人さん (60) は 「先発でホッとしている。 4年前のオーストラリア戦の挽回 (ばんかい)は必ずしてくれる」と期待を寄せた。

試合は前半39分、 松井選手のクロスを本田選手が落ち着いて決めて日本が先制。 会場のボルテージは上昇し、参加者は喜びを爆発させた。

しかし後半に入ると日本の押し込まれる時間帯が増え、 ピンチを迎えるたびに何度もどよめきの声が会場に響いた。 40分過ぎに相手シュートのクロスバー直撃に、 立ち上がって安堵する観客も。 ロスタイム4分の表示には悲鳴に近い声も上がったが、 最後まで声援を送り続け、 試合終了のホイッスルが吹かれると、 日本の勝利に来場者は喜びを分かち合っていた。 攻め込まれる場面が目立った後半にも駒野選手は落ち着きのあるプレーで、 右サイドバックの仕事を全うした。

友美子さんは 「たくさんの人に応援してもらえたし、 勝てて良かったです。 ぜひ次も出てほしいと思います」と涙を浮かべて話した。 兒島さんは 「あいつはついてる。 落ち着いて自分のやるべきことをやったと思う。 感謝の気持ちでいっぱいです」 と喜んでいた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


03.スポーツ - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif