2010年07月05日

00.社会

県警委嘱の学生が初の非行防止の街頭啓発

ブロッサムリーダーズ

笑顔で活動する学生たち

青少年非行防止のため、 県警本部少年課が募集した大学生のサポーター 「ブロッサムリーダーズ」 の第1回活動が4日、 JR和歌山駅周辺で行われた。 夏休み前の啓発活動で、 市立有功中学校の生徒らと共に、 ポケットティッシュなどを配布。 今後は、 レクリエーション、 農作物の収穫体験や勉学支援などを行っていくという。

学生サポーター制度は、 県警が非行、 被害少年などの立ち直りのため、 少年非行防止活動と健全育成活動に意欲を持つ学生を委嘱。 警察職員や関係機関らと共に、 少年の成長などを支援していく。

チームはことし6月に発足。 和歌山大学35人、 近畿大学5人、 高野山大学3人、 大阪大学1人で構成され、 チーム名の 「ブロッサムリーダーズ」 はメンバーからの応募で決定。 ブロッサム (青春) とリーダーズ (指導者) で、 少年たちの青春づくりの手伝いをするという意味で付けられたという。

この日の活動には19人が参加。 「ストップ万引き」 や 「マナーアップキャンペーン実施中!」 と書かれたポケットティッシュとばんそうこうを各800個配布。 通行人も 「ありがとう、 頑張って」 と声を掛けていた。 参加した山形若菜さん (18) は 「生まれ育った大好きな和歌山の未来を担う少年たちを犯罪から守る活動ができて誇らしい」 と話し、 「これからもチームの仲間と共に頑張りたい」 と意気込んでいた。





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