2010年07月06日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

おさむちゃん迎えて、りらで舞台創作の特別授業

タップを楽しむおさむさんと生徒ら - おさむちゃん迎えて、りらで舞台創作の特別授業

タップを楽しむおさむさんと生徒ら

紀美野町真国宮のりら創造芸術高等専修学校(山上範子校長、生徒34人)にこのほど、タレントのぼんちおさむさんとピアニストの石田美智代さんが訪れ、漫談とジャズコンサートの特別授業が行われた。おさむさんは楽しいマシンガントークで笑いを起こし、子育てなど家族の感動話で涙を誘ったほか、「上を向いて歩こう」や「ふるさと」など力強い歌声を響かせた。

企画から進行、発表まで一つの舞台をつくり上げる授業「アートイベントプロデュース(AEP)」の一環。

「おさむちゃんでーす」とおなじみギャグでおさむさんが勢いよく登場。芸能界にあこがれたころから1980年代の漫才ブームで一世風靡(ふうび)した時代の思い出を紹介し、「一つの舞台をつくるのにたくさんの人がかかわっている」と裏方の大切さも強調した。

また、石田さんの伴奏で「この素晴らしき世界」や「上を向いて歩こう」「ふるさと」など熱唱。おさむさんはタップダンスにも取り組んでおり、生徒たちとタップで共演する場面もあった。

おさむさんは「行き詰まったときは原点に戻って試行錯誤してほしい。僕のこの授業が少しでも皆さんの人生のプラスになれば」。3年生の竹内美帆さんと森下竣平君は「喜怒哀楽すべて味わうことができた。笑いあり涙ありの心にしみる授業だった」と話していた。





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