北高陸上部の九鬼選手が世界ジュニア選手権へ

県立和歌山北高校陸上部3年の九鬼巧選手は19日からカナダ・モンクトンで開かれる第13回世界ジュニア選手権大会(20歳未満の選手)に日本を代表して出場する。九鬼選手は100メートルと400メートルリレーに出場。昨年行われた第6回世界ユース陸上競技選手権大会(18歳未満の選手)では100メートルで6位入賞、400メートルリレーで銅メダルを獲得した。今回の大会でもメダルの期待は膨らむ。

九鬼選手は先月行われた第63回全国高校陸上競技対校選手権大会近畿地区予選で100メートル、400メートルリレーともに優勝を飾った実力者。昨年には100メートルでインターハイ全国優勝を成し遂げている。世界ジュニアから帰国後、すぐにインターハイが行われる過密日程。「時差ぼけなどによる体調管理には気を付けたい」と意欲を見せている。

九鬼選手は世界ジュニアに向けて「この大会で勝てればインターハイの自信になる。全力で挑みたい」と大舞台に向けて意気込んでいる。