2010年07月06日

03.スポーツ

片男波でスイム駅伝

優勝を目指して一斉にスタートを切った第1泳者 - 片男波でスイム駅伝

優勝を目指して一斉にスタートを切った第1泳者

第11回全日本スイム駅伝片男波大会が4日、和歌山市片男波海水浴場で開かれ、参加149チーム745人(男554、女191人)が熱い戦いを展開した。和歌山からは40チームが参加。18から75歳までのスイマーが練習の成果を発揮し、過酷な戦いに挑んだ。試合は、総合で兵庫県のエルポートが初Vを飾り、クラス別では浪泳会(Aクラス)、エルポート(Bクラス)、もの好き、5人組!!(Cクラス)、ならやま会A(Dクラス)がそれぞれ優勝した。

競技は、海水浴場の遊泳可能水域内に1周500メートルの周回コースを設置し、1チーム5人で編成した選手が500~1500メートルの各区間を一人ずつ泳ぎ、リレー形式でたすきをつないでチームの順位を争う。チームのクラス分けはA(~149)、B(150~199)、C(200~249)、D(250~)と設定。制限時間3時間で行われた。

4連覇を狙う浪泳会が注目される中、第1泳者がスタートを切った。前評判通り、浪泳会の1区・富貴が1位で通過し、安定したレース運びを披露。ほかのチームも必死で追ったが、4区杉井の地点で独走状態と強さを発揮した。試合もいよいよクライマックスに差し掛かり、浪泳会のアンカー染原にたすきが渡った。アンカーは3周がノルマ。2周目を泳ぎ切った染原のすぐ後方にエルポート木庭が猛追撃を見せ、ラスト1周の地点でその差15メートルまで追い上げた。木庭の勢いは衰えず、トップを奪取。終盤の大逆転で逃げ切ったエルポートが念願の初優勝を飾った。

エルポートの塩谷裕司主将(35)は「半年前から練習に取り組み、その成果を発揮できた。来年もこのメンバーで連覇に挑みたい」と力強く意気込んだ。結果は次の通り。

【総合】1エルポート(塩谷裕司、大西健介、藤原久生、坂本義博、木庭和彦)2浪泳会(富貴健進、丸山顕介、富貴健太、杉井高志、染原大三朗)3SuperGrandBleu(満田健太、山村徹、天野文夫、濱村紘史、山口学功)

【Aクラス】1浪泳会2チームパァー海泳隊(中村耕太、斉藤伸一、岩崎祥司、溝口裕恒、山中俊輔)3河村電器産業(東徹弥、中路紗矢香、鳥居敬之、三原康弘、中川悠)

【Bクラス】1エルポート2SuperGrandBleu3田熊さんと愉快な仲間達(田熊邦郎、寺西正登、竹内佳孝、大西啓一、西井照善)

【Cクラス】1もの好き、5人組!!(高橋邦明、室康彦、吉田直斗、杉本直之、小森啓司)2遊歩ーず・やんちゃ姫と女剣士と親衛隊(垣尾将貴、加藤博久、藤田裕樹、天野真由美、藤岡京子)3オアシス茨木(土井原弘司、松浦一史、坂本雅昭、菊池圭介、麻田雄嗣)

【Dクラス】1ならやま会A(竹花真治、濱口光良、西高志、藤村護生、内堀晴則)2クイックアイアンズ京都支部(加藤美孝、溝川滋、大山達也、虫明憲史、福崎章仁)3ならやま会B(彦坂哲児、山本武久、山下晴彦、辻和秀、板東慎二)

【区間賞】1区=富貴健進(浪泳会)▽2区=山村徹(SuperGrandBleu)▽3区=藤原久生(エルポート)▽4区=坂本義博(同)▽5区=西井照善(田熊さんと愉快な仲間達)





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