2010年07月13日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

岩出市と紀の川市が官民連絡会議

意見交換する各団体の代表者ら - 岩出市と紀の川市が官民連絡会議

意見交換する各団体の代表者ら

岩出市と紀の川市の行政と民間団体が連携して町の活性化を協議する取り組みが始まった。12日には第1回「那賀振興まちづくり連絡会議」が岩出市高塚の那賀振興局で開かれ、民間からはJAや観光協会など11団体の代表者が出席し意見を交わした。座長に選出された近畿大学生物理工学部の仁藤伸昌教授(54)は「民間団体が先頭に立って連携することで、市民レベルから活力を生み出し、町の活性化を期待したい」と話している。

まちづくりや観光振興、体験交流、特産品づくりなどについて協議するのが目的。この日は各団体、それぞれの活動内容を報告した後、何か連携ができることがないか議論した。

貴志川線の未来をつくる会の濵口晃夫会長は「たま駅長を見に全国の観光客が貴志駅まで来てくれる。しかし、『ほかはどこに行ったらいいの』と質問されるのが現状」とし、「連携して観光ルートをつくれば活性化のチャンスにつながる」と提案した。めっけもん広場の鈴木雅富直売課長は「めっけもん広場はことしでオープン10周年を迎える。今後は地元とどれだけ共存していくかが重要。他団体とも連携していきたい」と話していた。

全体会議は年3回開かれ、次回は11月に予定されている。

会議に参加している民間団体は次の通り。

JA紀の里体験農業部会▽同JAめっけもん広場、根来さくらの里▽那賀青年会議所▽貴志川線の未来をつくる会▽紀の川市ウオーキング協会▽同市観光協会企画部会▽同市サイクリングクラブ▽岩出市観光協会▽岩出まちづくり協議会▽NPO法人根来山げんきの森倶楽部▽県植物公園緑花センター





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