2010年07月15日

00.社会

和歌山市で全国知事会議

全国知事会議

47都道府県の知事が出席し開かれた全国知事会議

地域主権改革の推進などを議題に全国知事会議が15日、和歌山市のモンティグレ (ダイワロイネットホテル和歌山) で開かれ、47都道府県の知事や副知事が出席した。初日の午前中は、参院選の結果を踏まえた今後の知事会活動の方針について活発に議論した。

開会にあたり、麻生渡会長(福岡県知事)が「参院選で国会にねじれ現象が起きた。地域主権関連法案などが成立しない恐れがあり、知事会としての役割は大きくなった。この国を良くする方策を実行していく強い決意と意思の統一を、 この知事会議で示していきたい」とあいさつ。開催県の仁坂吉伸知事は、よみがえりの地として知られる熊野を紹介し「地方が疲弊している中、知事会議で新しいアイデアが出てくれば」と出席者らを歓迎した。

この日は午前中、参院選の結果を踏まえた今後の知事会活動の方針について、京都府の山田啓二知事から国・地方協議の場の設置を含む地域主権関連3法案の成立を最優先に行動すべきなどとするたたき台が提案された。

この後、出席者から活発な意見が出された。地域主権関連3法案については「この大事な時期に、反対のための反対に時間を費やすことのないよう、法案成立に向けた行動を打ち出すべき」。また国会のねじれ現象については「与野党の政策公約評価とともに国会の与野党に対するロビー活動の調査研究を深めてはどうか」と提案があった。会議には原口一博総務大臣も顔を見せ、あいさつ。地域主権関連法3案については「この1、2年でこの国を変えられるか正念場。何としても前へ進めたい」と述べ、出席者に協力を求めた。知事会議は16日まで。





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