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県大会4冠を決めた福島 |
第34回県小学生バレーボール大会が19日、 紀の川市の打田体育館を主会場に開かれ、 男子の部で福島(和歌山市)と岩出(岩出市)がともにブロック優勝を飾り、 近畿大会出場を決めた。 福島は新人大会以来県大会で無敗の4冠を達成した。 男女合わせて49チームが激突、 女子は6つの代表枠を目指して熱戦が繰り広げられ、 直川(和歌山市)、 長田(紀の川市)が準優勝と健闘した。
男子はA、 B両ブロックの予選1位と2位が近畿大会代表決定戦となる決勝で顔を合わせた。
8月11日に開幕する全日本小学生大会(東京)の県代表となる福島は決勝で川辺ひかりと対戦した。 開始早々から宇治田と立花のサーブが次々決まり14―4と主導権をにぎった。 福島はセッター寺田のスパイクが飛び出すなど着実にリードを広げ、 坂下のブロックで21―6と第1セットを奪った。 第2セットも田村のスピードを生かした攻撃がさえ7―4とリードすると、 ここ一番には宇治田の力強いバックアタックがさく裂。 川辺ひかりに反撃の糸口も与えず21―13で圧勝した。
もう一枚の近畿大会切符を巡っては、 紀の国と岩出がぶつかった。 第1セットは序盤からシーソゲームとなり、 紀の国が上野山のツー攻撃や杉本のスパイクで7―5とすると、 岩出も髙松のフェイントなどで反撃。 中盤からは岩出が阪口の連続サービスエースで紀の国の守りを崩し、 積極的な攻めで21―17と競り勝った。 第2セットも紀の国が木下や楠本のスパイクで4―1としたが、 岩出も徐々に追い上げ1点を争う大接戦を繰り広げた。 15―15から岩出は亀井のサービスエースで1点をリードしたのをきっかけに緩急をつけたネット際のプレーで得点を重ね、 21―17で制した。
近畿大会は8月28、 29日に大阪堺市・大浜体育館で開催される。 福島、 岩出の各選手は次の皆さん
《福島》監督=岡本佐和子▽コーチ=佐武香▽主将=宇治田陸▽選手=立花瑞樹、 田村龍宝、 飯田也真大、 児玉拓夢、 寺田倭、 坂下啓斗、 西澤颯眞、 西川協汰、 廣間海
《岩出》監督=井端俊二▽コーチ=羽山佳代子▽主将=亀井颯▽選手=阪口陽太、 髙松大稀、 小栗大輝、 岩渕匠、 新田義宗、 橋本龍真、 郡未来人、 橋詰直輝、 池田蒼、 宗和柾樹、 新田将義
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