2010年07月21日

03.スポーツ

県小学生バレーボール、男子は福島が4冠

県大会4冠を決めた福島

県大会4冠を決めた福島

第34回県小学生バレーボール大会が19日、 紀の川市の打田体育館を主会場に開かれ、 男子の部で福島(和歌山市)と岩出(岩出市)がともにブロック優勝を飾り、 近畿大会出場を決めた。 福島は新人大会以来県大会で無敗の4冠を達成した。 男女合わせて49チームが激突、 女子は6つの代表枠を目指して熱戦が繰り広げられ、 直川(和歌山市)、 長田(紀の川市)が準優勝と健闘した。

男子はA、 B両ブロックの予選1位と2位が近畿大会代表決定戦となる決勝で顔を合わせた。
8月11日に開幕する全日本小学生大会(東京)の県代表となる福島は決勝で川辺ひかりと対戦した。 開始早々から宇治田と立花のサーブが次々決まり14―4と主導権をにぎった。 福島はセッター寺田のスパイクが飛び出すなど着実にリードを広げ、 坂下のブロックで21―6と第1セットを奪った。 第2セットも田村のスピードを生かした攻撃がさえ7―4とリードすると、 ここ一番には宇治田の力強いバックアタックがさく裂。 川辺ひかりに反撃の糸口も与えず21―13で圧勝した。

もう一枚の近畿大会切符を巡っては、 紀の国と岩出がぶつかった。 第1セットは序盤からシーソゲームとなり、 紀の国が上野山のツー攻撃や杉本のスパイクで7―5とすると、 岩出も髙松のフェイントなどで反撃。 中盤からは岩出が阪口の連続サービスエースで紀の国の守りを崩し、 積極的な攻めで21―17と競り勝った。 第2セットも紀の国が木下や楠本のスパイクで4―1としたが、 岩出も徐々に追い上げ1点を争う大接戦を繰り広げた。 15―15から岩出は亀井のサービスエースで1点をリードしたのをきっかけに緩急をつけたネット際のプレーで得点を重ね、 21―17で制した。

近畿大会は8月28、 29日に大阪堺市・大浜体育館で開催される。 福島、 岩出の各選手は次の皆さん
《福島》監督=岡本佐和子▽コーチ=佐武香▽主将=宇治田陸▽選手=立花瑞樹、 田村龍宝、 飯田也真大、 児玉拓夢、 寺田倭、 坂下啓斗、 西澤颯眞、 西川協汰、 廣間海

《岩出》監督=井端俊二▽コーチ=羽山佳代子▽主将=亀井颯▽選手=阪口陽太、 髙松大稀、 小栗大輝、 岩渕匠、 新田義宗、 橋本龍真、 郡未来人、 橋詰直輝、 池田蒼、 宗和柾樹、 新田将義





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