2010年07月23日

03.スポーツ

那賀、日高の堅い守りに屈す

闘志は常に全面那賀の船津主将

闘志は常に全面那賀の船津主将

3回戦(22日、第3試合)

TEAM123456789
那賀0010000001
日高11000001X3

〔那〕明渡―船津〔日〕門口―熊代

那賀は2点をリードされて迎えた3回、明渡が中前打で出塁した。1死2塁と得点圏に走者を進めると、坂部が左翼線に3塁打を放ち1点を返した。5回以降は得点圏に走者を進められず涙をのんだ。

8回裏、守る那賀は1点を追加され1―3。さらに1死1、3塁の危機にスクイズを警戒した捕手の船津主将はウエスト。結果、スタートを切った1塁走者を2塁で刺すことになり、2年生投手明渡を支えた。船津は味方ベンチに「しゃー!」と吠えた。「まだ終わりじゃないとチームに気持ちを伝えたかった」。主将の闘志をむき出したプレーにベンチも奮い立つが、試合に敗れ、「あきらめない」強い気持ちが「終わった」という現実に。目から涙が溢れた。
試合が終了し、明渡との最後のキャッチボール。「今までありがとう」と感謝の言葉を贈った。明渡からは「もっと一緒にやりたかったです」との言葉。ボールと共に後輩に夢も託し球場を後にした。





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