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闘志は常に全面那賀の船津主将 |
3回戦(22日、第3試合)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
那賀 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日高 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 3 |
那賀は2点をリードされて迎えた3回、明渡が中前打で出塁した。1死2塁と得点圏に走者を進めると、坂部が左翼線に3塁打を放ち1点を返した。5回以降は得点圏に走者を進められず涙をのんだ。
◇
8回裏、守る那賀は1点を追加され1―3。さらに1死1、3塁の危機にスクイズを警戒した捕手の船津主将はウエスト。結果、スタートを切った1塁走者を2塁で刺すことになり、2年生投手明渡を支えた。船津は味方ベンチに「しゃー!」と吠えた。「まだ終わりじゃないとチームに気持ちを伝えたかった」。主将の闘志をむき出したプレーにベンチも奮い立つが、試合に敗れ、「あきらめない」強い気持ちが「終わった」という現実に。目から涙が溢れた。
試合が終了し、明渡との最後のキャッチボール。「今までありがとう」と感謝の言葉を贈った。明渡からは「もっと一緒にやりたかったです」との言葉。ボールと共に後輩に夢も託し球場を後にした。
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