2010年07月29日

02.政治・経済

横顔

小野原典子候補(55)無新
小野原典子候補(55)無新

大きな夢咲かせたい
新潟県出身。 早稲田大学教育学部を卒業後、 東京のごみ問題の研究所などに勤務。 昭和62年に弁護士の夫と共に和歌山市に移り住んだ。

勤労者山岳連盟で障害者と登山をしたり、 山の乱開発に反対する住民運動にも10年間参加して計画の白紙撤回を勝ち取った。 現在は、 新日本婦人の会県本部事務局長を務める。

初めて和歌山に来た時の印象を 「和歌山城がとてもきれい。 自然に溢れ、 温暖で住みやすい土地だと思った」 と振り返る。 しかし、 「商店街にシャッター通りが多いので寂しい」 と話す。

座右の銘は、 自身の造語 「自分自身を生きる」。 人と比べずに、 どう生きたら納得できるのかを考えているという。 家には、 イヌとネコがいる。 動物が好きで、 道で死んでいるネコがいれば埋葬することもあるという。 趣味は登山。 「休日があればハイキングに行きたくなる」 と言い、 「一歩一歩登り、 頂上についたときの達成感は最高」 と笑顔。

トレードマークは 「ヒマワリ」。 支援者が着るTシャツにもプリントされている。 「和歌山に元気になってほしい。 ヒマワリのように大きな夢を、暮らしの願いを咲かせたいです」。



小田章候補(67)無新
小田章候補(67)無新

決断と行動力持って
「今、和歌山は、閉塞感が漂っている。 この8年間動きがなかったからだ。 決断と行動力を持って、積極的に事を起こすことが不可欠。 現市長の下ではできない」と厳しい意見。 南紀は観光客が多く元気だが、県都の経済が上昇していないと感じるという。「和歌山市が変になると県内全体がおかしくなる。もっとリーダーシップを発揮し、市民に『変わったな』というイメージを持ってもらえるようにしたい」。

大阪市内で生まれ、神戸大学大学院を中退後、和歌山大学で38年間勤めた。 最後の7年間は学長として、国立大学で初めてとなる観光学部設置などに尽力。「大阪生まれだが、和歌山への思いは誰にも負けない」と力を込める。

中学時代から野球に打ち込み、高校、大学時代も野球漬けの日々。厳しい練習を通して、「忍耐力」「自信」が身に付いたという。

自他ともに認める大のタイガースファン。趣味は20年近く続けている家庭菜園だ。季節に応じた野菜を作っている。

「大学と行政では運営方法が違うかもしれないが、組織という意味では同じ。人の動かし方やマネジメントのプロセスは同じ」と市政運営に自信をのぞかせる。



大橋建一候補(64)無現2
大橋建一候補(64)無現2

観光資源を磨きたい
8年前、 前市長の逮捕など市政が混乱していた時に自民県連から出馬を打診された。 父の元知事・正雄氏が現職のまま亡くなっていたため、 「父がお世話になった人に恩返しをしなければ」 という思いが強く、 31年間勤めていた新聞社を退職し立候補。 それから2期8年、 財政健全化を中心に市政立て直しに奔走した。 「まだ道半ば。 市民の期待に応えられるように頑張りたい」。

「磨きが足りない」。 市内の観光資源に対して、 じくじたる思いを持つ。 友ヶ島やシラス... 「いいものばかりなのに、 県外に伝わらない。 今後は市民と一緒に磨いていきたい」 と目を輝かせる。 大の和歌山ラーメン好きなんだとか。

座右の銘は 「一期一会」。 一度の出会いも大事にしたいという。 お酒が好きで、 すぐに赤くなるが何でもいける口。 酔うと歌いたくなり、 最近はアンジェラ・アキの 「手紙~拝啓十五の君へ~」 がお気に入りだという。

ペットはミニチュアダックスフンドで、 週末には自宅周辺を2キロほど散歩する。 読書好きでベッド周辺には常に7、 8冊を置いているという。 「乱読するから、 どれが印象に残っているか分からないね」 と笑う。





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