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幻想的な夜となった日限万灯会 |
「ひぎりさん」 で親しまれる海南市鳥居の日限浄土寺 (角豊光住職) でこのほど、 夏の風物詩となった万灯会 (まんとうえ) が行われ、 約3000基の明かりが真夏の夜を幻想的に照らし出した。
家内安全や無病息災などを祈る日限地蔵の夏の縁日。 万灯会は今回で3回目。 地域に昔のにぎわいを取り戻そうと、 角住職と地域が一丸になって続けている。
ことしは竹灯ろう約500基がメーンに飾られたほか、 32本のロウソクを使ったハス型、 ピラミッド状に重ねられたものなどさまざま。 竹灯ろうは山に沿って並べられ、 明かりの輪郭が線となって浮かび上がると、 参拝者は 「きれいやな」 と声をそろえていた。
日が完全に沈んでからは、 ろうそくの火が周りをさらに温かく包み込み、 参拝者はカメラで写真を撮ったり、 じっと見つめたりして、 幻想的な夜を楽しんでいた。
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05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
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