海南市が市のシンボルを募集

海南市は31日まで、 市のシンボルにふさわしい 「市の木」 「市の花」 を募集している。 平成17年に旧海南市と旧下津町が合併した後、 新しい市の木と花が制定されていなかったため新たに募集することになった。 応募資格は市内在住者。 市産業振興課では 「市民に親しまれるような木と花を募集しています。 どしどし応募してください」 と呼び掛けている。

応募基準は1市のイメージにふさわしいもの2市の自然環境にふさわしいもの3市の歴史、 文化にちなんだもの4市民に親しまれているもの5対外的にアピールできるもの。 なるべく多く当てはまるものを募集する。 用紙に住所、 名前、 年齢、 電話番号、 ふさわしいと思う木と花とその理由を書くこと。

市が候補として挙げている木はヤマモモ (旧海南市の木)、 サクラ (旧下津町の木) のほか、 藤白神社の境内にある子守楠神社の千年楠などにちなんでクスノキ、 海南市で盛んに栽培されているビワなど。

花の候補はサツキ (旧海南市の花)、 ミカン (旧下津町の花) のほか、 熊野古道藤白坂の地名の由来となったフジ、 森林公園雨の森のあじさいの谷、 あじさい寺として有名な願成寺にちなんでアジサイなどを挙げている。

応募は、 応募用紙かはがきを市役所受付、 下津行政局、 各支所、 出張所、 市民交流センターに設置している応募箱に投函すること。 9月中旬以降に選定委員会で集計する。 応募者の中から各5人に記念品も贈呈。 今回の応募で決まった市の木は平成23年に田辺市で開かれる 「第62回全国植樹祭」 で展示される。

問い合わせは産業振興課 「木・花募集係」 (TEL073・483・8464) まで。